
前回の質問も読み返してもらいながら見てもらうといいかもしれません。
以下掲載

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墨田区区長・山崎昇さんの答弁
放射能汚染から子どもを守る対策について
空間放射線量の区の基準が毎時0.25マイクロシーベルト以上の根拠であるが、文部科学省等の基準を参考に、年間外部被ばく線量が、1ミリシーベルトを超えないよう、区が行なう除染基準をさだめたもので、子どもへの影響を考慮し、高さの基準を50センチメートルとしている。基準に基づき、現在、学校・保育園・公園等について必要に応じ除染を行なっているところである。民有地の除染については、様々な意見があること等から、国の基準を適用している。そのうえで、区として、区民の測定支援や測定結果の評価、除染方法の相談等に適切に対応していきたいと考えている。
子どもを対象とした日常生活における放射線対策の啓発について、区では、放射性物質の飛散を定点観測するほか、給食食材の放射性物質の測定も行なっている。また、教師や保育士に、放射線に関する説明会を実施してきた。これは保護者の不安解消につながるよう行なっているものであるが、今後も、社会状況や区民意見等を注視して、適切な情報提供や対応に努めていきたい。
全庁的な対応については、放射能の問題は対象が多分野に及ぶとともに、対応が求められる区施設も多岐に亘っているため、これまでも環境担当を中心に、全庁的に連絡会議を開催し、各所管が連携して専門的な対応を行なってきたところである。今後も、連携体制を一層強化しながら、迅速な対応に努めていく。
区民に関する講習会の実施については、学校や保育園の保護者には職員等を通じて対応しているが、それ以外の一般区民に対しては、区のホームページ等を活用し、講演会の内容を公表するとともに、各出張所や図書館などで講演内容の文書を配布しているところである。
今後は、簡易な放射線測定器を区民の皆様に貸し出す予定としているので、その際に放射線に関する基礎知識を説明したいと考えている。
各施設においての放射線の測定結果の掲示と「放射能汚染マップ」の配布であるが、区が今まで実施してきた放射線測定の中で、区の基準を超えた箇所については、速やかに除染作業を実施しているが、除染に時間を要する箇所については、バリケードで囲うなどの措置をしている。現地での掲示については、混乱等も予想されるので、今までどおり、区のホームページやケーブルテレビでの公表を行なっていきたい。また、「放射能汚染マップ」の作成・配布については、来年度以降も区基準値以上の箇所には適切に対応していくので、現在のところ考えていない。なお、測定を行なった保育園や幼稚園、学校等には、適切な情報提供を行なっていく。
検診体制の強化について、尿検査や甲状腺の検査については、都内の環境放射線量や流通している食品の放射性物質量から判断して、特別な事情のない限り検査の必要はないと考えている。したがって、現段階では区として放射能に関する集団検診等を実施する考えはないが、不安解消のため、保健センター等での相談体制を引き続き強化するとともに、正しい知識の普及啓発にも努めていきたい。
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墨田区教育委員会・委員長・横井利男さんの答弁
1、学校の放射能対策について
学校給食の放射能対策であるが、給食の食材について、一般に流通しているものは、生産地で自主的検査を実施しており、都でも抜き打ちで検査をしていることから、基本的に安全確保ができていると認識している。さらに、調理過程においても、少しでも放射性物質の除去につながるような対応を行なっているところである。その上で、2・3月及び、機器納入までは委託により、納入後は測定機器により、給食を検査にかけて、放射能測定を行なうこととした。
今回の検査は、保護者に一層の安心という意味合いから実施するものである。検査体制については、フル稼働させても、同じ学校の検査は月に一回程度になる見込みであるが、毎日、必ずどこかの学校給食の放射能数値をチェックしている上となる。また、検査結果については、牛乳を含め、速やかに学校を通じて保護者に周知するとともに、区のホームページにも掲載する。なお、食材の産地表示も引き続き行なっていくのでご理解いただきたい。
遠足等の校外学習の実施にあたっては、各学校は、放射能問題に限らず、移動中の安全や自然災害などに十分配慮し計画している。具体手金は、担当教員が現地を視察し、状況によっては目的地の変更もある。また、保護者に対しては、場所や活動内容などを周知し、理解を得るように務めている。さらに、教育委員会としても、必要に応じて、現地教育委員会と連携をとり、状況把握も行なっている。今後も各学校に対し、校外学習の実施にあたり、計画、活動内容、安全配慮等について保護者に十分説明を行なうよう、校長会を通して指導していきたい。
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今回の答弁で、区の放射能汚染対する認識や態度がわかったと思います。
質問してくださった原つとむ区議の質問に答えているとはいえない内容です。
今回の答弁をもとにしながら、今後会として取り組みを考えていきたいと思います
