両親が児童館に連れて行ってくれている時や
息子がお昼寝中、
追い詰められたように家事をしなくて済むので
その時間を読書に当てようと
育児本を購入して読んでいます
先日読んだのはコレ!
どうして東大生に早生まれが少ないのか…
ウチの子3月生まれのガッツリ早生まれですやーーん
ってことで、購入しました
内容としては、
とにかく子どもに自信をつけさせることが大事
根拠のない自信を、根拠のある自信に変えて行く
そのために、幼少期にやるべき事が書かれていました。
思い返してみれば、自分は自信が足りなかったな…と。
そのために、チャレンジもせずに諦めた夢がありました。
それは、医者
高校生1年の頃、Drコトーのドラマを見ました。
なんてすばらしい仕事なんだ!医者って!!
私は地元の公立進学校に通っており、
周りに医者を目指す子もいました。
そんな中、私が大っ嫌いだった英語教師が言いました。
「今まで教師をしてきて、東大に入るやつと国立大医学部に入ったやつは、みんな入学当初からズバ抜けて頭が良かった。そういう特別なものを持っていた」
その時の私の成績は
高校内で中の中。
その教師の理論に乗っ取れば、私は国立大学の医学部には合格出来ないことになります。
今思えば、特に脈絡もなくそんなことを言い出して
結局何が言いたいの?って感じですが、
私はその一言で完全にやる気を失いました。
あー、私は国立医学部に行けない人間なんだなと、自信を完全に失い、
目標を持つ前に諦めたのです。
ちなみに、私立は一般家庭の我が家には無理だと決めつけていました。
子どものやる気を無くすだけの一言を
その教師は自信満々に言い放ったのです。
今思い返すと、本当に本当に腹立たしい
残念ながら、私の両親も、私にはあまり期待をしていませんでした。
飲み込みが早く、成績の良い弟には「お前は頑張れば医者になれるよ」と言っていた父も
私にはどこぞの国公立大学に入ってくれればラッキーくらいに思っていました。
その態度の違いも、私が自信を持てない要因になりました。
結局私はリハビリの資格が取れる、地方の国立大学に入学しました。
その頃はリハビリ職ブームで、倍率が10倍以上あったので
ダメ元での受験でした。
そんな中での合格は、自分に期待していなかった私自身や両親もとても驚きました
大学入学後、医学科の友人が多く出来ました。
友人の中には、
高校時代は成績が悪かったけど、どうしても医者になりたくて3浪した人。
私が聞いたこともないような無名の私立大学を卒業して、一度社会に出たけど、猛勉強して20代後半で入学してきた人。
もちろん、有名私立中高一貫校から現役で入学した〜とか、
現役で東大に合格したけど中退して医学部に入った〜という人もいましたが、
本当に様々で、個性豊かな人が溢れていました。
ちなみに、私と同じ学科に入学し、在学中追試ばかりで劣等生だった友人は
卒業後猛勉強して国立大学医学部に入学しました。
はじめから特別な才能に恵まれていなくても、
努力次第で変わる
あの腹立つ英語教師の言っていたことは
真っ赤な嘘だったのだと思いました。
そんな一言に翻弄されて自信を失い、夢を持つ前に諦めて努力しなかった自分も馬鹿だったのかもしれません。
でも、本当に自信って大切なんだと思います。
自信があるということが、高い目標に向かって努力できる条件なのではないでしょうか?
私は、息子にははじめから諦めるような人生は歩んで欲しくありません。
その為に、息子には自信を持ち、目標を持ち、それに向かって努力出来るようになってもらいたい
だから、私は息子には大いに期待しようと思います。
中には、子どもに過度な期待をすると可哀想と言われる人もいるかもしれませんが、
期待をされないことの方が本当は可哀想なことなんだと思います。
期待するだけでなく、適切なサポートをする事が絶対条件になると思いますが…