こんにちは、澄龍です。
みおちゃんは、今、隣室で電話セッションをしており、クライアントさまに何やら熱く語っております。
さて、これから綴ることは、もう、色んな所で、書かれている話なんですが、これを理解していない方が、あまりにも多いように思います。
基本中の基本なんですが、この基本を抑えないことには、いつまでもその位置から抜け出すことが出来ないのでしょう。
さて、何の話かと言いますと、それは、
他人からされる扱いは、自分に対しての扱いと、同じであるという事。
では、昔の僕の実例で言いますと、
『なんだか、彼女が冷たい。』
こういう風に思う時が、多くありました。
付き合う彼女には、ほとんど、このように思う機会がありました。
そして、とにかく、彼女が冷たい理由を、挙げ連ねてばかりでした。
歴代（？）の彼女に対して、
・そんな言い方では、なんだか納得できない。
・会う頻度が少ない。
・会う時間が短い。
・メールの返事が遅い。
・もっと優しく接して欲しい。
・もっと僕の事を分かって欲しい。・もっと僕の事を、思いやった言葉をかけて欲しい。
こんな事ばかりを、考えていましたね。
ここで、相手に有罪を付き付けるから、相手との関係がこじれるんです。
いやはや、こういう風に思う事自体が、悪いわけではないんです。
ただ、このように感じる必要のある現実がやってきたのはなぜか、そこに目を向けてみると、解決の方向に向かうんです。
こう感じさせた相手（彼氏・彼女）に、罪があるわけではないんです。
これに気付くのに、僕は三十ン年掛かりました。
長年続けた、この視点から切り替えて、自分で自分に対して、どのように価値を観ているか、自分で問い掛けてみると・・・
実は、僕の中に、大いなる劣等感が潜んでいることに、気が付きました。
（僕の場合は、劣等感でした、という事ですけどね。）
実のところは、自己評価は、ガッツリ低かったという事なんです。
それを、障害物競走のアメ玉探しの粉みたいなもので、そんな劣等感など存在しなかったかのように覆い隠して、自分では気付かないようにしていたんです。
僕は、その劣等感を覆い隠していながら、自分の中の欠乏感を満たすため、他人を利用して満たそうとしていたのです。
もっと僕のことを愛せよ！という、愛飢男（あいうえお）だったんです。
その癖、自分に対して、もの凄く冷たい評価をしていたのです。
至って、矛盾しておりますねぇ。
これでは、自分が嫌だと思う便所掃除を、他人にやらせようとしているのも同然です。
自分が価値を感じていないものを、他人に価値を感じさせようというのも、無理な話なんです。
彼女が冷たく感じる原因は、自分の観念に拠るものなんです。
人から愛されたいのであれば、自分で、自分の価値をみる事によって、他人からも、価値を感じてもらえるんですよ。
でも、僕と同様に、自分で自分の劣等感や欠乏感に気付いていない方が、多いのかもしれません。
自分で自分の価値を観る事ができて、
自分で自分を肯定できて、
自分は幸せで満たされていると思っている。
このように実感しているからこそ、
他人から自分の価値を感じてもらえて、
他人から肯定されて、
満たされた幸せを感じた他人と、関わることができるんですし、
他人からも、満たされるような現象が起きるものです。
そして、他人を責める必要のない現実が、やって来るんですヨ。
なので、人にされた事や言われた事は、無意識ながらも、自分が自分に対して、そのように思っている可能性があります。
その可能性を、まずは検証してみてください。
そして、真偽を、ご自分に、問い掛けてみてください。
他人のした事、言った事ばかりを責めてばかり、いつまでも前には進みません。
むしろ、それは、逆効果であり、望む方向とは反対に進むかと思います。
いつまでも、他人側や現実側に、目を向けてばかりいない事です。
現象そのものばかりに捉われ過ぎていると、その現実に囚われたままになるんですヨ。
他人に対して、こう振る舞ったらうまくいくとか、こう言ったらうまくいくとかいう、表面的なものではないんです。
演じていたり、フリをしたりしているのは、ほとんど意味がないんです。
他人に対して、幸せそうに振る舞っていれば、幸せな現実がやってくるわけではないんです。
自分で自分を愛せるからこそ、他人からも愛されるんですよ。
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この法則に則って、シンプルに、現実世界に反映されているという事なんです。
基本中の基本なんですが、ここを理解しているか、していないかで、現実世界に対しての向き合い方が、大きく違うんだと思います。
それでは、皆さん、素敵な週末を、お過ごし下さいね♪
