きのえきのとは木氣
ひのえひのとは火氣
今日は土氣である戊(つちのえ)のお話です。
陰陽五行でお話しておりますが。
木火土金水 という順番で。
この五行には兄弟のような組み合わせがあり、「え」「と」という発音をあてがい、陰陽に分けております。
五行に陰陽があるので陰陽五行となり、五の倍ですから、10種。
つまり十干(じっかん)と表現されます。
干には10種あるわけです。
そこに子丑寅・・・という十二支を組み合わせると、60種の干支が生まれてくるわけです。
皆さんは自分の誕生日は西暦で覚えておられる方々がほとんどですが、たまには東洋の暦で。
自分が生まれた瞬間の氣を表現する十干十二支を知ってみるのも良いかと思います。
生まれた年に十干十二支があり
生まれた月に十干十二支があり
生まれた日に十干十二支があり
生まれた時間に十干十二支があり
今回お話しております60通りというのは生まれた日の十干十二支のお話ですので。
一説には52万通り弱 の組み合わせがあるという事ですが、男女や出生地の入力は別です。
皆さん一人ずつ名前も違う。
という事で60種の組み合わせ たかだかどのくらいの精度なのかは知れた内容ですが。
宿命的なものはある程度導き出せますので、何らかの指針にしていただきますとよろしいかと思います。
では早速本題。
本日は戊辰(つちのえ・たつ)の日に生まれた人のお話。
「山開きの山頂」と表現されるのが戊辰。
戊は陽の土の氣 硬い岩盤や山の土を意味し、簡単には形を変える事がありませんので。
頑固
の象徴でもあります。
意志の強さというわけです。
そこに辰という春の氣が支えになっております。
春の氣ですので、木氣と言いたい所ですが、辰は春の土を意味する土氣。
戊という土の氣を、辰という春の土の氣が支えております。
土氣はなはだしい状態ですので、土の意味する所ふんだんに孕んだ氣の状態。
山開きの意味する所。
山に入ってはならない冬の時期を、じっと耐えて待ち。
ようやく春の息吹を迎えての神事が山開きです。
山には入ってはならない時期があり、許されなければ入ることができない聖域がある。
古代の信仰として、山頂にて供物を焚き奉げる、山頂に剣を突き刺す・・・
そのような事は世界でよく見られる事で、山に対する畏敬の念というものが人類にはあるわけです。
その山頂を意味する日が戊辰です。
古代イスラエルの高い所、すなわち山頂での神との対話はよく聖書に出てきます。
確か秦始皇帝も山頂にて儀式を執り行っていたと記憶しております。
許された者、許される者、許されなければ成せない事があるわけです。
日本にも各山々に磐座(いわくら)と呼ばれる岩石を積んだ神域があり、依り代として信仰の対象となっております。
おそらく発見されていないものも多く、数はいくつあるか分からないくらい。
山の巨大な岩そのものが戊辰とも言えます。
そのような自然の産物や山頂の岩に触れて想いを馳せ、自分に何が許されているのか。
よくよく自然と対話してみて下さい。
あなたの生き方のヒントがそこにあるのです。
本日もご拝読ありがとうございましたm(__)m
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