アラン・ドロンでもう最終回でよかったんぢゃねーかと。
そうもいかない。
ダンディズムを持つ美男という意味でのハンサムはもうそこで一時代を、ひとつの方向性をアラン・ドロンが終わらせてしまった。
しかしそれはヨーロッパの事であり、アメリカ、ハリウッドではまったく違うハンサムを待っていたようです。
ブルース・リーのカンフーアクションが人気を博しており、どうしてもハリウッドとしては白人のアクションスターが欲しかったのではないかなと思われます。
そこで出てきたのがスティーブ・マックイーン。
スタントマンを必要としない、ガチンコのアクション俳優です。
ポール・ニューマンと共にライバルのように扱われたスティーヴ。
ちょっと猿顔なのですが、愛嬌もあり度胸もある役柄は本人の実像ともダブります。
父親が飛行機の曲芸飛行士で母親が家出娘、生後すぐに両親が離婚だそうで。
この時点でバックボーンは出来上がっているような感が。
14歳で少年院、17歳で海兵隊その後は用心棒の経験もあるようで、経歴だけで貫禄充分です。
ちゃんと1952年あたりですか、アクターズスタジオを出てブロードウェイにデビューなのでちゃんと下積みの人のようです。
しかもブルース・リー及びチャック・ノリスの直弟子なのです。
1956年に銀幕デビュー。
その後に出たTVドラマは、本格的なアクションがウケて、後に映画へと移行しどんどん売れて行きます。
ジョン・ウェイン等の西部劇からの流れか、ガッツのあるナイス・ガイが1960年代からのアメリカンハンサム。
しかーっとハンサム線が出ております。
いつものごとく看させて頂きましたが、凝り性、こだわり、頑固一徹の人なのですが二面性があります。
ノイローゼ持ちだったようで。
実は彼の自宅の隣に・・・奇行で有名なあのザ・フーのドラマーであるキース・ムーンが住んでいたのだとか。
かなりの頻度で車に乗ったキース・ムーンが家の塀をブチ破って挨拶に来ていたとかいう噂もありましたので、誰でもノイローゼになると思いますが・・・
実はそうでなくても弱さはあったと思います。
あまり知られていないですがドラッグに溺れていた時期もあったようで、結婚も3回しておりますし、なんとなく不安定な彼の心情は伺える気がします。
人に弱い所を見せられない不器用な性格が彼を苦しめていた部分はあると思います。
残念な事に50歳で亡くなっておられます。
車の腕前はレーサー並みですし、バイクでのスタントはあまりにも有名。
現代アクションムービーにも出ていて欲しかったです。
イケメン好きな人にはアメリカン・ハンサムはピンと来ないかもしれませんが、男は顔ではない、不器用で無骨で頑固で古風なちょいワルの魅力もあるわけです。
ほとんど男性ウケの良い?男臭い系と言う方が分かりやすいかも。
本日もご拝読ありがとうございましたm(__)m
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