みなさんこんばんは。
今夜の昭和も凄いです。
本日は作曲家のお話し。 本日も大先生のお話しですが、敬称略です。
古関裕而(こせきゆうじ)の名前を聞いた事がある人は昭和世代ですね。
福島県が生んだ日本が世界に誇れる大作曲家です。
萩本欽一司会のオールスター家族対抗歌合戦の審査委員長だった人・・・
そう言えば思い出せる人も多いかと思います。
古関裕而と言えば行進曲! と言う人はかなりのディープ。
多くの歌謡曲を残し、格調高い品格のある曲調は名曲ばかり。
長崎の鐘、高原列車は行く、君の名は、イヨマンテの夜・・・名作は数多い。
さっそく確認しましょう。
名作 「君の名は」 作詞:菊田一夫 作曲:古関裕而 唄:織井茂子
あらすじ・・・
第二次大戦・・・東京大空襲の中で偶然出逢った男女二人。
助け合いながら焼夷弾の中をかいくぐり、互いの命の無事が確認できたのは銀座の数寄屋橋。
お互いに生きていたら半年後に、会えなければまた半年後にこの橋で・・・と約束して、互いに名乗らないまま別れてしまう・・・
二人はそれぞれの運命に巻き込まれ、毎回会えそうで・・・都合がつかず会えない。
半年後の今度こそ・・・
そうこうしているうちに・・・やっと会えた時にはすでに女は人妻になってしまっていた・・・
あぁ・・・このストーリー展開は泣ける鉄板ですね。
名作「君の名は」というのは昔はラジオドラマだったようで。 その後映画化されたようです。
ラジオドラマって今でもやってるのかな。
昔のラジオドラマは生放送だったため、劇中のサウンドトラックは古関裕而が即興でハモンドオルガンを演奏していたそうです。
さすが音楽家ですねぇ~。
つーか佐田啓二かっけー。(中井貴一のお父さんですわ)
昭和の俳優の男前は今見れば新鮮です。
明日から黒染めして七三にしようか・・・
古関裕而は子供の頃から作曲をしていたのだとか。 やっぱり裕福な家庭だったようですが、10歳くらいで譜面は読めるようになっており、作曲も譜面を書く技術も独学で学んだようです。
作曲の全てを頭の中でこなしていたようですが、これは晩年まで続き、実に5000曲ある曲目の全てを頭の中だけで完結していたようです。
頭で思い描いた音を物質化する=願い事を物質化する=スピリチュアル能力ですね。
実家の呉服屋は倒産したそうですが、銀行員として働きながら作曲を続け、20歳で作曲の国際コンクール入賞を日本人として初めて果たし、山田耕筰のすすめでその後もどんどん音楽の世界に進んでいったようです。
彼の持つ星には「書き上げる能力」というものがあり、これが最大限に生かされた生き方だったと言えます。
性情としては大変素直な生き方をした人だと思います。
軍歌をいくつか手がけており、大変高揚感のある彼の曲調は戦争へと国民を向かわせたと評される事がありますが、そういう人ではないと思います。
多くの作詞家、作曲家、そして歌手が軍歌を作らされ歌わされ苦悩していたと思います。
戦争は美化しても肯定しても問題があるのですが、決して忘れてはならない事実です。
歌を聞いてみればわかりますが、どうしようもない時代だったのだなと感じますし、生きて帰って来れない人たちへのはなむけ、供養のような気持ちで手がけていたかもしれません。
現代の我々は戦争の体験がありませんので、想像で考えるしかありませんが、次の映像を見れば、英霊と靖国神社の事を、彼らの未来を生きる私たちが正面から受け止めなければならない事実に気がつくはずです。
とても見るに耐えない部分がありますので、見たくない人は見ないように。
「嗚呼神風特別攻撃隊」 作詞・野村俊夫 作曲・古関裕而 唄・春日八郎
軍歌、戦時歌謡と言われたジャンルが日本の音楽の歴史にあったのは事実であり、現代では無かった事になっていたかのような・・・忘れられた音楽です。
古関裕而自身も、戦地へ送り込んでしまった・・・との自責の念があったようで、戦後は努めて人々を励ますような歌や鎮魂の歌を作ったようです。
1949年 長崎の鐘 作詞:サトウ・ハチロー 作曲:古関裕而 唄:藤山一郎
本当に美しい曲です。
この後、東京オリンピックにて、彼の才能がまた生かされます。
古関裕而と言えば行進曲!(*´∀`*)
東京オリンピック 「オリンピックマーチ」 作曲・古関裕而
もう一度、東京でオリンピックがあれば、この曲も聴けるでしょうか・・・
古関裕而の行進曲は秀逸です。
あの高揚感は球界にも生かされる事となります。
阪神タイガース 「六甲颪」 作詞佐藤惣之助、作曲古関裕而
唄は、古関裕而と共にオールスター家族対抗歌合戦の審査委員を務めた立川清登(たちかわすみと)です。
読売ジャイアンツ 「闘魂こめて」 作詞・椿三平、補作詞・西條八十、作曲・古関裕而
出演者は・・・川上監督、藤田、長島、王、広岡、柴田、宝田明、仲代達矢、唄はアイ・ジョージ、指揮は服部良一、伊東ゆかり、草笛光子・・・凄いです・・・
どんだけオールスターやねん。
阪神巨人、いや、巨人阪神のどちらも手がけるというのは本当にすごいことです。
ちなみに、古関裕而は早稲田や慶應義塾の応援歌も手がけています。
そしてそして、なんといっても名曲はコレ・・・
全国高等学校野球選手権大会の歌 「栄冠は君に輝く」 加賀大介作詞、古関裕而作曲
なんという高音質。
みなさん、歌詞のテロップ出ますので、唄いながら一緒に泣きましょう。
これ・・・本当にイイ歌だ。
ちなみにこちらは・・・
古関裕而と同じく福島県出身の歌手伊藤久男バージョンの栄冠は君に輝くです。
さすがに本家。
歌がうまくないと昔は歌手になれなかったんですよ。
つーか・・・プロ野球と甲子園の作曲を手がけたらもぉ・・・
「野球のほとんど手に入れてるやん」という感じです。
それでは最後に福島が誇る作曲家と歌手の共演の映像を見ながら・・・
イヨマンテの夜 古関裕而・作曲、菊田一夫・作詞、 指揮・古関裕而 伊藤久男・唄
お互いにピークみたいな感じですね。
こんなすごい歌は現在の歌手では歌えないかも。
イヨマンテというのはアイヌの儀礼で熊おくりの儀式です。 テーマが重厚。
実は古関裕而は森光子の放浪記も手がけているようで・・・
本当に凄い作曲家だったんです。
1989年に死去。 功績を称えられ、葬儀は盛大な音楽葬となったようです。
それなりに運の強い人ですが、自分の魂レベルの発露に素直に生きた結果が功績を残した人だと思います。
ふと思いましたが、先生は現在の福島をどうご覧になっておられるのでしょうか・・・
本日もご拝読ありがとうございました。
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