結婚ブームの裏ではひそかに離婚の算段をしている女性が多数。
原因はなぜか。


ここ何年も世界中で続く災害や、孤独死等のニュースは絶えません・・・

結婚したい人たちの中には

「一人で死にたくない」

という方は多かろうと思います。
刹那的かもしれませんが、

「家族に看取られたい」
「どうせ死ぬなら愛する人と」

「子孫を残したい」
「愛する人を守りたい」


そんな想いを抱く方々は少なくありません。



一方・・・離婚の算段をすすめる奥様方は・・・

「この人と一緒に死にたくない」

これ、シビアなお話しですがお父さん方々、無視してはならないです。
子供の手がかからないようになって、いきなりの謀反。
お宅の奥さん、粗末にしていると・・・怖いですよ。




さて、江戸時代の離縁事情を調べてみると面白いです。

江戸と上方では随分違うようで、江戸の女性は本当に条件が良かったみたいです。
なんでそうかなと思ったら、江戸は男性の比率が圧倒的に多くて、女性は貴重な存在。
多くの労働者や職人が集まっているのもありましたが、全国各地から武士やその家来が集結していたのも事情としてあるみたいです。
遊郭が発達し、遊女がもてはやされ、最高位の花魁や太夫は高嶺の花。
見るだけの存在、観賞させていただく・・・
「間夫マブ」なんていう花魁の情夫なんてのは、江戸では花魁のペット。




江戸では女性に優しくないと男性はモテなかったようです。
なんと、プロポーズは女性から。
恋愛もHも結婚も離婚も女性が主導権を握っていたと言っても過言ではありません。

江戸のモテ男の条件ですが・・・粋である事は必須。 その他

「ご飯の炊き方が上手」
朝ごはんを炊くのは男の仕事だったようです。
銀シャリと言うくらい、米しか食べない江戸っ子は脚気が多かったとか。

「子の面倒見が良い」
ほとんどの女性が就業していました。
子供にウケの良い男が「結婚してやってもいいかな」と思わせるわけです。

「マッサージが上手」
仕事をしている女性ばかりですので、癒す男は最高にモテました。
あんまが上手だったらその延長で・・・

「ひげが薄い」
無精な雰囲気は野暮。 痛いのをやせ我慢して毛抜きで抜くのが粋ですが、デート当日に慌てて顔中血だらけで野暮になるお話しもあります。

こんな感じです。
とにかく無理をしてやせ我慢して女性のために何かしようとする人や、勇敢で正義感のある気風のいい男性が好まれました。
あと、肌が綺麗な男性も。
お相撲さんは肌が綺麗なのでモテたようです。


男伊達 火消し 同心 相撲取り




江戸で女性の誘いを断るというのは野暮以下の・・・

とんでもねぇ大馬鹿野郎だったようです。




上方は男女比率があまり変わらなかったようで、モテ男の条件が違うようです。
モテ男の条件として・・・

「派手」
見栄っぱりが多かったようで、いい着物、色の多彩なものを好んだようです。
(江戸の着こなしは、わざと勝負色を入れない、さし色無しで勝負するのが粋。
触れ合った時に着物の生地の肌触りが初めて判り、良い生地と思わせるのが粋)

「男前」
イケメン好きはまぁ、コレは仕方ないですが、これも見栄の一つですね。
(江戸では火消しがモテましたが、大やけどを負っていたり、眉毛が焦げていたりしたら勲章ですので、モテモテです)

「金」
やらしい話しですが、正味なお話しかもしれません。 金払いのイイ男は東西問わずというところでしょうか。
千両役者とか、相撲では十両だとか、何万石の殿様・・・男の値打ちですね。 
銭形平次は投げ銭(フィクションですが)。 他には早起きは三文の徳・・・




江戸時代の婚約は男性が女性に「櫛」を贈るのがセオリー。
初デートでいきなり櫛は× 紅が高価だったので、喜ばれたようです。

江戸では女性先導でしたので、
「あんたとなら所帯持ってあげてもいいわよ」
的な事を女性が言ってくれれば、気が変わらないうちに櫛屋へGO。

櫛は「苦と死」ですので、共に味わおうという事でしょう。
江戸の男は女がその気になるまでひたすら待つのみ。
やせ我慢と言うより、ドMかもしれませんねぇ・・・




さて、様々な事情あって離縁となれば、またこの櫛が活躍します。

江戸の女性が貰った櫛を男性に返せば離縁の印。 縁切りです。
自立した鉄火気質の女性が多かったので、投げ返す場合が多かったでしょう。

男が家を追い出されますが、櫛は高価だったので、それを質入してしばらくしのぐわけです。
そのまま他の女性に・・・というトコトン野暮なお話しもあったとか。

離婚は「三行半みくだりはん」(離別状)を必要としますが・・・
江戸では元の夫がこれを強制的に書かされます。
読み書きは結構みなさん習得してたようです。
三行半はその女性の獲得権を手放した事になります。
その証文があれば女性は大きな顔をして次の男性へと・・・

江戸の男にとって最高の屈辱・・・
その後ずっと元夫は・・・

「甲斐性なし」

と冷やかされます。






江戸ではいかに女性が貴重な存在だったか。
「かみさん」という言葉がありますが、江戸では奥さんは縁起物なので、「神さん」と引っ掛けているかもしれませんね。
実際はぶっきらぼうに「かかぁ」と言っていたらしいですが。
それも江戸庶民なりの親しみを込めた言い方です。



というわけで、奥さんを粗末にするとどのような末路が待っているか・・・
現代でもそう変わりません。

孤独死が嫌なら、奥さんを大事にするのがあたりまえ。

最近は逆アセンションと言って、二次元の嫁と心中する気の若者が多いようで。
この現状では主導権を握りたがる女性が増えるのも仕方が無いですが。




あ、そうそう、江戸では娘は18歳くらいまで。
20歳越えると年増。
30歳越えると大年増。

40歳を越えて、初めて「色恋いろこい」を楽しむ。
昔は人生50年と言いましたが・・・「いろこひ」という響きがイイですね。
性欲ガッツリではなくて、情緒が判るようになるのがそのくらいの年齢だったのかもしれません。
今で言う60歳くらいでしょうか。

熟年離婚のその延長上の生き方が見えてきそうな・・・正味なハナシ・・・
男性は豆腐の角で頭ぶつけないように。
お宅の奥さん、前世が江戸っ子だったら怖いですよ。



よろしければワンクリックお願いします

にほんブログ村