なぜ、受験するのか。特に、私のような保護者の皆さんは、なぜ、子供を受験をさせるのか、こう聞かれた時、割と多くの人が、「将来の選択肢を広げるため」と答えるんじゃないかと思います。


バブル期にあったような、「有名大学入っとけば、一生安泰」と言われていた時代がもうだいぶ前に去ったことは誰もがわかりながらも、以前、新卒の就活の現場では「学歴フィルター」が取り沙汰される。そんな話を聞いていると、「得するため」というよりは「損させないため」に受験という沼にハマっていく、ということはあるのかもしれません。


ここでは、いったんその是非論は置いておいて、実際に、「学歴」というのが、新卒の就活において、どの程度の影響を与えているか見てみたいと思います。


元にしたデータは、アエラさんで出している以下の記事のデータ。


https://search.yahoo.co.jp/amp/s/dot.asahi.com/amp/aera/2022101800012.html%3Fusqp%3Dmq331AQIKAGwASCAAgM%253D


各業界の人気企業を選りすぐった計101企業について、どこの大学から何人採用しているか、表にしたものです。まとまって採用者出しているところには、一定の定義のもと色付けがされています。全体像を見やすくするために、ここでは、大学として、東大、早慶、明治、法政、日大を抽出。その上で、各大学が業界内の何社に色付けされたが数えたものが以下になります。



金融 東大 2/5

   早稲田 4/5

   慶應 4/5

   明治 4/5

   法政 2/5

   日大 0/5

保険 東大 2/7

   早稲田 7/7

   慶應 5/7

   明治 5/7

   法政 2/7

   日大 1/7

商社 東大 1/2

   早稲田 2/2

   慶應 2/2

   明治 0/2

   法政 0/2

   日大 0/2

鉄道 東大 1/3

   早稲田 1/3

   慶應 1/3

   明治 0/3

   法政 0/3

   日大 2/3

コンサル 東大 1/1

   早稲田 1/1

   慶應 1/1

   明治 1/1

   法政 0/1

   日大 0/1

小売 東大 0/3

   早稲田 1/3

   慶應 1/3

   明治 2/3

   法政 1/3

   日大 1/3

広告 東大 1/1

   早稲田 1/1

   慶應 1/1

   明治 0/1

   法政 0/1

   日大 0/1

印刷 東大 0/2

   早稲田 2/2

   慶應 1/2

   明治 2/2

   法政 0/2

   日大 1/2

テレビ 東大 1/2

   早稲田 1/2

   慶應 1/2

   明治 0/2

   法政 0/2

   日大 0/2

情報通信 東大 2/5

   早稲田 2/5

   慶應 2/5

   明治 4/5

   法政 2/5

   日大 0/5

電気電子 東大 6/12

   早稲田 8/12

   慶應 6/12

   明治 5/12

   法政 2/12

   日大 0/12

機械 東大 0/4

   早稲田 2/4

   慶應 0/4

   明治 0/4

   法政 0/4

   日大 0/4

自動車 東大 2/6

   早稲田 3/6

   慶應 2/6

   明治 0/6

   法政 0/6

   日大 3/6

医薬品 東大 3/5

   早稲田 0/5

   慶應 0/5

   明治 0/5

   法政 0/5

   日大 0/5

建設・住宅 東大 1/9

   早稲田 4/9

   慶應 1/9

   明治 2/9

   法政 1/9

   日大 6/9

食品 東大 0/14

   早稲田 2/14

   慶應 1/14

   明治 1/14

   法政 1/14

   日大 1/14

化学 東大 2/2

   早稲田 2/2

   慶應 1/2

   明治 0/2

   法政 0/2

   日大 0/2


ざっとまとめると、以下の傾向が見えてきます。


・全般的に、国内大手での就職、という観点のみであれば、早慶は強い。

・全てではないにしても、割と多くの人気業界で、明治は早慶の次席くらいのポジションを確保できている(金融・保険やコンサル、電気電子や情報通信などが特に)

・明治と比較した時に、他のMARCH各大学は若干弱さを感じる

・それ以上に、大手への就職という観点だけでいうなら、「MARCHかそれ以下か」という溝は大きそう。

・この領域で見る限り、早慶よりも東大が優位性を発揮している領域はかなり限られる