こんな家が、今はあります
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5304)
本日のテーマ 「こんな家が、今はあります。」
次の写真は、もう6~7年経つでしょうか。
クリスマスの翌日に撮ったものです。
風呂上がりの幼子が“ハダカ”で遊んでいます。
末娘と風呂から上がって来た母親は、それを見てビックリ!
なんと5分以上過ぎているのに“ハダカ”。
思わず写真を撮ったそうです。
余りにも以前の借家とは違っていたからです。
左の男子は、この4月から中学校。
では、なぜ“ハダカ”で遊んでおれたのか。
すぐ横に暖房器具があるわけでもないのに・・・。
ご覧の通り、家中どこも開放状態。
なのに“ハダカ”。
日本住宅の多くは、今もこのようなことでは?
しかし今は、“家全体”で対応できる家があるのです。
先日お伝えしたイギリスなどの住宅先進国。
「冬、室温20度でお過ごしください」
でした。
その意味、なんとなく理解できませんか?
でも、日本の多くは今も、
その部屋から出れば寒い。
廊下・トイレ・浴室も寒い。
洗い髪が洗面所では乾かせない。
朝、気合を入れて起きている。
そして子供たちには、
「早く服を着なさい、カゼをひくから・・・」
などと、つい“ガミガミ”言っているのでは?
この家だと、そういった“ガミガミ”が確実に減ります。
それだけでも随分暮らしが“ラク”になります。
家の有り様で暮らしは変えられます。
次回は、「なぜ、“ハダカ”で床に座っている?」です。
私が所属する『NPO法人 住まいの環境研究所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』に認定され『大阪・関西万博』出展。
アマゾンの専用URL:https://goo.gl/D42y61。
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5304