厚生労働省による室内空気中化学物質濃度指針値
住環境アドバイザー上郡清政(VOL5297)
本日のテーマ 「厚生労働省による室内空気中化学物質濃度指針値」
技報堂出版のエビデンス集、ご存知でしょうか?
表紙には、
健康維持増進住宅研究委員会
健康維持増進研究コンソーシアム編著
編集協力 一般社団法人日本サステナブル建築協会
とあります。
本文の『Ⅲ 清浄な空気環境を維持しょう」では、
そして、
『厚生労働省による室内空気中化学物質濃度指針値(ガイドライン値』
『揮発性有機化合物』に於いては、
ホルムアルデヒドの場合、
『室内濃度指針値』、100μg/m3 0,08PPM
『主な発生源』では、合成樹脂、接着剤、防腐剤の原料、合板・パーティクルボード、壁紙用接着剤等。
さらに、
『指針値が定められている揮発性有機化合物とその健康影響』では、
短期:のどの炎症、目や鼻の刺激、流涙、呼吸の不快感
長期:発がん性(IARC・2Aランク=恐らく発がん性がある)
などの健康影響が綴られています。
あなたは、このような健康影響をご存知でしたか?
今、これらすべてを無くすことは難しいでしょう。
しかし、減らすことはできます。
その有効策が『森林資源の有効活用』です。
その呼び掛けを、丹波市、ひょうごフィールドパビリオン、万博に行っています。
地方再生は森林資源の有効活用から始まります。
これは失われた職域の復興でもあります。
木こり、運搬、製材所、大工、指物大工、左官など多くの“職”が戻ってきます。
難しくない『基本』を取り戻せばいいのです。
工務店経営の皆さん、この『仕掛け』取り入れてみませんか?
どうせなら、役立つ、喜んでいただける家を提供しませんか?
私が所属する『NPO法人 住まいの環境研究所』は、
『SDGsひょうごフィールドパビリオン』認定。『大阪・関西万博』出展。
アマゾンの専用URL:https://goo.gl/D42y61。
【参考】どこにも無かった、誰も知らなかった『住み心地一番の家』
VOL5297