温度を上げ湿度を下げる
上郡清政(住環境アドバイザー)のブログ
「家の違いがわかって、とっても助かっています」と好評。
「温度設定は26℃ですが・・・」
これは新幹線の中で車掌さんに車内温度を尋ねたときの返事。
新幹線に乗ったとき、私は涼しいとは思いませんでした。冷たいと感じたのです。
続いて「では、湿度は?」と尋ねると、
「はあ?湿度・・・???。んん~60%ぐらいでしょうか。
暖房と冷房はできるんですが、湿度は調整できないんです」
車内の乗客の皆さんを見渡すと、半袖の人も、上着を着た人も、膝掛けをした人もいます。
あるお母さんは小さなお子さんを抱いて、その子にタオルを掛けて寝かせています。
そこで私は、「なぜ26℃なんだ!」と思いました。
「温度上げて27℃、あるいは26,5℃。
そして湿度をこの時期なら52~55%ぐらい。せめて60%は切って欲しい」
と思いました。
温度を上げ、湿度低めの方が冷たさを感じないで体は“ラク”だからです。
小さなお子さんにタオルを掛ける・・・これはカゼでもひかしてはいけないというお母さんの想いでしょう。
そしてこのデーターが生きているような状況でした。
「あれ?冷気がこんなところから・・・」
これは、あすに続きます。
『病気は家で治せ!』 定価1400円税込
上郡清政著(住環境アドバイザー・NPO法人健康住宅普及協会副理長)
第198回無料家づくり勉強会
以前、この勉強会に参加されていた人は「夏場は、家族は一階で寝ています。二階が暑くて使えないのです。なんか対策はあるでしょうか?」と質問されました。
まだ新築して3年目だとおっしゃっていました。
なんでも奧さんが冷え性でエアコンがイヤなのだそうです。
エアコンに頼り切る暑さ対策。
この奥様のような状況が起きている家が多いでしょうね。
そこで基本的な暑さの侵入を防ぐ方法を学んでみませんか?
これは裏返せば寒さ対策の1つでもありますよ。
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