無料の音声編集ソフトであるAudacity-オーダシティーが買収されて、プライバシーポリシーが変更されるとかいうニュースが何か月か前にネットに上がっているのを見た。
プライバシーポリシーを変更すると、情報を色々と抜き取られてしまう恐れがあるという事で、オーダシティーのユーザーから猛反発が起こっているという記事だった。
Audacityはローカルにインストールして使うタイプのソフトだから、一般的なユーザーが利用する場合、クレジットカード情報や各種サービスのアカウント情報が抜き取られることが懸念されているのだろうか?
そこまでの情報をマイニングして抜き取るのであれば、それはパソコンの遠隔操作をしているに近い行為になるから、国家単位で動いている可能性が出てくるような気がする。
ただ、どちらにしても、Audacityを使うユーザーは特に減少しないと思う。
Audacityには、音声の中に含まれるノイズをカットする機能がある。
この機能を利用すれば、オーディオインターフェースで録音したボーカルの声に含まれるホワイトノイズを簡単に除去する事が出来る。
「ノイズの除去」の使い方
使い方もシンプルで、「エフェクト」という項目の中にある「ノイズの除去」をクリックする。
「ノイズの除去」画面が表示されたら、「ノイズプロファイルの取得」というボタンがあるのクリックする。
そうすると、範囲選択している箇所の音声データが読み取られるので、
同じように、「エフェクト」項目の「ノイズの除去」をクリックして、「OK」ボタンをクリックすれば、
今範囲選択している箇所に、「先ほど読み取った音声データ」と近い音声データがある場合には、その音声データを除去してくれる。
なので、録音したボーカルのオーディオデータのホワイトノイズだけの箇所を範囲選択して「ノイズプロファイルの取得」をクリックすれば、ホワイトノイズだけが除去される状態になる。
あとはオーディオデータ全体を範囲選択して「ノイズの除去」画面の「OK」をクリックすれば、オーディオデータのホワイトノイズ成分が除去される。
ただ、ボーカルの声の後ろで鳴っているホワイトノイズを除去する際に、ボーカルの声に含まれる周波数も多少は削られてしまうので、若干ボーカルの声の音質が変化してしまうので注意が必要である。