沈丁花 | 実以のブログ

『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』で断捨離? 沈丁花の思い出

日光金谷ホテルに泊まった夜、部屋のテレビをつけたら、ミラノ・コルティナ
オリンピックのフィギュアスケートのショートプラグラムの中継でした。
坂本花織選手の踊る『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』を視ながら…自分にも
グッバイしなければならないものがあるのを思い出しました。

浅田真央選手がフリーの演技でハチャトゥリアン『仮面舞踏会』のワルツを踊っていたころ、
この曲を頭の中で流しながら当時働いていた店の中を掃除していました。今は
『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』を口ずさみながら、セイ・グッバイできるもの
を探す、つまり断捨離できるものを探っています。

だぶん20代の頃買ったケーブル編みのフード付プル―オーバー。

ショート丈でフード付、色はアイボリーなので水色や紫、緑、

ピンクなどのハイネックTシャツやセーターと組み合わせて
ずいぶん重宝しました。

 

今となってはかつてかわいく見えていたフードが邪魔です。
写真ではわかりにくいですが袖口もかなり傷んでいます。

ですので…腹巻?に転生させられないかなと考えております…

それじゃ断捨離にならないか?

断捨離については…父を看取れば一部屋空きますから

そんなにしゃかりきにやらなくても
…という気もします。

私の今考え得る自分のエンディングは今の住まいで一人、

息を引き取り、腐る前に誰かに見つけてもらって焼いてもらうこと…

一方で経済的にきびしくなり、管理費や光熱費の負担が大きくなって、

今の住まいに住み続けるのも難しくなったらどうしよう、

てなことも考えます。

そうなったらどこでも暮らせるところへ行きますが…

2018年に亡くなった母と散歩の時、

よく眺めていた近所のマンション前の沈丁花が
今年も咲き始めました。


この花の香りはさらに懐かしい思い出を呼び起こします。
高校を出て上京して初めて住んだ家の庭にも沈丁花が咲いていたのです。

学校の学生課で紹介されて初めて下見に行った時、

この花の香りに包まれてここに住もうと
決めました。

 

ついでにいいますとこの沈丁花の根元にはスズランも生えていました。
沈丁花とスズランを見るたびに心が和むのはこの時の記憶のせいでしょう。


風呂なし、トイレ共同の3.5畳で小さな流しがついていました。

窓際にちょっとだけある板の間に冷蔵庫置いていました…

スペース的には人生の最後はあの程度の
空間とそこに収まる程度のものがあればいいのではないか、

そんな気がしています。
バスとトイレはついていた方がいいですが(笑)。

でもあの小さな部屋へ帰っていくとすれば、

ずいぶん断捨離しなければなりません。
新聞記事によればタレントの光浦靖子さんがカナダに移住するにあたり、
持ち物をトランク2個ほどに減らしたのだそうです。

それに見習えるといいのですけれど
欲の深い私にできるのでしょうか? 

これまでの30年ほどで手に入れた本や服や諸々を整理するのに、

ひょっとするとこれからまた30年かかったり?

しないように心がけていきます。