『中国の絵画 倣古山水のたのしみ―倪瓚を探して』及びナイトミュージアムの恐怖 | 実以のブログ

『中国の絵画 倣古山水のたのしみ―倪瓚を探して』及びナイトミュージアムの恐怖

話は遡りますが5月末の金曜の夜、東京国立博物館東洋館へ

『中国の絵画 倣古山水のたのしみ―倪瓚を探して』を観ました。

この日は夜8時まで開館するナイトミュージアムの日        

 

 

 

 

東洋館 8室
2025年4月22日(火) ~ 2025年6月1日(日)
中国山水画の楽しみ方を、「古(いにしえ)に倣(なら)う」をテーマに紹介します。元時代末期の文人画家、倪瓉は、わずかな樹木と無人の亭(あずまや)、静かな水面を隔てた遠山という少ないモチーフで空間を構成し、水気を抑えた淡い墨のみを用いる、禁欲的で清潔感のあるスタイルで知られます。倪瓚スタイルは脱俗の極みとして人気となり、これを自己流にアレンジした作品が数多く描かれました。倪瓉から影響を受けた後世の山水図を集め、倣古のバリエーションを楽しんでいただきます。(展覧会説明)

 

杜陵詩意図軸    1幅    倪瓚款 中国    明時代・15~16世紀

あの志賀直哉の寄贈とのこと。

この人の画風、どこか昔住んでいた家にあった屏風を思い出させるのです。

 

秋林隠居図軸    1幅    王紱筆 中国    明時代・建文3年(1401)
ちょうど先日読んだばかりの本の時代の絵、こんなところで隠居したい?

ちょっと人気なさすぎ?

 

 

書画合璧冊    1冊(7図)    董其昌筆 中国    明時代・崇禎2年(1629)

時代は下り、明の最後の皇帝の時代の絵。

 

倣古山水図冊    1冊(8図)    藍瑛筆 中国    清時代・順治12年(1655)
今回の展示の中で家にあってもいいと思う一つ((笑)。この険しい山中にある家にはどんな人が住んでいるかなと見入ってしまいます。藍瑛は明末清初を
代表する画家なのだそうです。

山水図軸    羅牧筆 中国    清時代・康熙11年(1672)

雰囲気がいいのですが、何が描かれているのか個人的には謎の多い絵ですこれから勉強?します

山水図冊    1冊(12図)    李世倬筆 中国    清時代・18世紀

ちょっと寂しい風景かも。ただこの『山水図冊』の他のページは

建物や舟も描かれていています。下記のサイトで見られます

 

 

 

秋林幽亭図扇面    1面    胡鉄梅筆 中国    清時代・19世紀

 

涼しさとうるおいが感じられて、暑い日に見るといいかも、家にあっても

 

いいかも?と思い、説明を見たら19世紀末の絵、画家は上海で活躍し、

最後は日本で亡くなったのだとか。日本の風景も描いたのかしら?

 

山水図扇面 1面 呉昌碩筆 中国 清~中華民国時代・19~20世紀  

胡鉄梅に比べるとタッチが荒々しく、個人的には家にほしいと思わないのですが、呉昌碩はテレビなどでよく名前の出る画家。生で見た?記念に撮らせていただきました。説明によれば呉昌碩は花卉図が多く、山水画は珍しいのだとか。

 

 

 

東洋館を出た後、法隆寺宝物館へ向かいました。

そしてこの写真を撮った後…恐怖が…

 

雨が降った後だったせいか、転倒してしまったのです。靴がひどく汚れたので

宝物館へは入らず、帰宅しました。

 

家へ戻ってぶつけたところを見ると…傷になっていました。すごく痛いわけでもなかったのですが、丸一週間経っても傷口が乾かないので整形外科へ行きました。そこで念のためにということで…ひざのレントゲンを撮ると…

 

何と診療代が4500円!!

 

整形外科の自動精算機の前で、ホラー映画のヒロインのように

悲鳴をあげたいところを必死でこらえました。

 

この展覧会のことをなかなかブログに書けないでいたのは

予定外の出費のショックからなかなか立ち直れなかったからです。

もうすぐ90歳の父がよく転ぶのですが、どうやら私も

このお家芸?を継承してしまったようです。これからはくれぐれも

転倒しないように気をつけます。

 

以上、夜の博物館の恐怖のお話でした。