信州初夏の旅―前夜から善光寺
5月16日夜11時半、グランキューブ大手町発の高速バスで長野へ向かいました。恒例の墓参(というか墓掃除)の旅です。東京から長野への移動には新幹線よりバスの方が料金は安いのですが、金曜の勤務が終わってから乗る夜行バスは昼間のバスの倍ぐらいの値段な上に、乗る前に入浴施設を利用したり、夕食をとったりすると合計では何だか微妙な感じになってしまうので今回も迷いました。

グランキューブ大手町発の深夜バスは以前にも一回利用したのですが、その時は夕食と入浴に利用した上野のネットカフェでゆっくりしすぎて地下鉄の大手町駅内での歩く時間と距離を計算しておらず乗り遅れそうになりました(笑)。このグランキューブというおしゃれな名前もなかなかおぼえられなくて…ただここのバスが出る時間は東京や新宿のバスターミナルよりも1時間ほど早く、それだけ早く寝られるので再トライしました。事前にパソコンで地図を調べて、お金がかからない方法を研究?したのです。
入浴は以前神田で働いていた頃にも利用していたお茶の水駅近くのラクスパ神田を利用しました。このラクスパ神田の最寄り駅は御茶ノ水で神田駅からも10分で歩けるとHPにあります。神田駅からかなりの距離を歩く感じがするのですが、今回の発見は定期で降りられる秋葉原駅から近いことです。秋葉原駅から総武線各駅停車で御茶ノ水で降りていくよりも歩いた方がずっと速くて無料…ただし秋葉原駅周辺はごたごたしていて「広い通りに出て右」といってもその広い通りに出るまでがわからなかったり広い通りに出られてもそれが目指すところに通じる通りなのかわからなかったりします。きょろきょろしながらですから距離はすぐだけど時間はかかりました(笑)。久しぶりに東京という街の不思議を実感します。
ラクスパ神田では600円で3時間利用できる銭湯コースを利用。このラクスパ神田は以前「江戸遊」という名前でした。その名の通り当時は館内の食事処にはちょうちんがぶらさがっていて和風、江戸の風情がありましたが、今は西洋風?な感じでメニューもピザとかパスタが中心、讃岐うどんもあるけど節約のためにもここでは食事をせず、入浴の後休憩しただけで出ました。
ラクスパ神田から本郷通りに出てひたすら大手町方面に向かい、首都高のガードをくぐるとすぐグランキューブ大手町なのです。リュックカートをひいて歩きました。数年前までこのあたりで働いていましたので、土地勘はあるのです。途中、以前昼休みによく利用していたイートインコーナーのあるコンビニの前を通るのでそこで何か食べてもいいと思ったのです。
その店は現在もありましたが、名前も内装も変わっていて24時間営業はしているようですが、コンビニよりスーパーの雰囲気になっていましたので、パンを二つほどとミネラルウォーターを買って出ました。
グランキューブ大手町についてから庭?のようなところにあるベンチで夕食、その後、歯磨き。ここの化粧室は立派だと有名です。あまり退屈することもなく、長野行きのバスが来ました。ディズニーリゾートが始発なのでバスの中には赤と白の水玉のリボンを髪につけ、ミッキーマウスのぬいぐるみをしっかり
膝に抱いたお嬢さん方がいました。ディズニーの世界に遊んだという高揚感を味わったまま帰りたいのでしょうね。
長野駅東口に温かいコーヒーが出る自動販売機があってラッキー。前夜に買っておいたパンで腹ごしらえをしてリュックを預けて善光寺へ。まだバスがない時間なので門前通りを歩きます。墓参の前に他で遊んだりしてはいけないそうですが、
善光寺参りならいいのではないかと…。
ご本尊にお参りしておびんずる様の足腰をさすって父が元気になるように祈り、本当は自分の頭脳がよくなるようにもお祈りしたかったけどびんずる様の頭に手が届かず…
さわやかな季節ではありますが雨の日…それでも今日ここへ来た証拠?に一枚ぐらい写真をと仁王門…

この写真を撮ったところ、傘をささげたおつきの方をつれた、紫色…だったかな…の衣の尼僧様が門から出て来られました。善光寺のお上人様かな?と思うのですが、ネットで調べると今のお上人様は80代とのこと…ちょっと80代には見えない美しい方でした。思わずそちらをじっと見て合掌しましたら、尼僧様の方も私を見て会釈してくださいました。あの方にお会いできただけでもこの朝ここへ来たご利益といえるかもしれません。
まだ8時前でしたが善光寺のお守り販売所は営業していて、「文字が出る」というお線香を買いました。
これはどうした製法なのかしら。作り方がわかれば線香をたいた人をびっくりさせるような言葉も出せるのでは…「私にしたことの報いをあなたは
きっと受ける…」とか(笑)
善光寺からの戻りはバスです。バス停近くで咲いていた白バラです。
しなの鉄道で菩提寺のある駅へ向かいました。
桐の花がきれいでした

雨でしたから墓石に水をかける手間もはぶけ、上半身はカッパを着て、足元はずぶぬれになりながらも任務完了。終わった後で金一封を持ってお寺の方にごあいさつ。幸いにも他のお客が来ていたおかげで「お父さん元気?」などと訊かれることもなく退散…しなの鉄道でホテルを予約している上田へむかいました。
つづく



