夜と昼の越前水仙#気になった花言葉 | 実以のブログ

夜と昼の越前水仙#気になった花言葉

前回のブログで1月11日朝、ちらほらと咲き始めた上野駅公園口の

越前水仙の写真をアップいたしましたが、その後、朝なかなか早く出られなくて、出勤前に公園口へ行けませんでした。

 

ですので夜、仕事が終わってから行ってみました。水仙はハスや朝顔じゃないから夜も咲いています。

闇の中に蝶が舞っているようなちょっと面白い写真がとれたかなと思います。

 

1月22日朝、ようやくいくらか早めに家を出ることができました。

ところが越前水仙は普通の日本水仙より草丈が低いので、スマホを向けるのが大変です。ちょうど公園清掃スタッフの方が来たりして、お仕事の邪魔を

しないように気を付けつつ…ですので斜めになっちゃったりしてます。

 

気になった花言葉

 

 

ところで水仙の花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」。英語ではnarcissus。

ギリシア神話の水に映る自分の姿に恋焦がれて命を落とした

美青年ナルキッソスから来た名前であることは有名です。

家にあります『ギリシア・ローマ神話』(トマス・ブルフィンチ、大久保博・角川文庫)によれば、ナルキッソスがそういう運命になったのは彼に振られた娘の一人が復讐の女神に祈ったから。そして彼の死後、ニュムペーたちが悲しんで彼の死骸を焼いてあげようとしたのですが、死体が見つからず、代わりに咲いていたのが水仙なのだとか。

 

でも小さな白と黄色の花を点々と咲かせる日本水仙は、自分の姿に恋してしまうにはちょっと地味というか清楚すぎる気が。ブルフィンチ版では「中が緋色でまわりに白い葉をつけた花が、見つかりました」とありますから、もっと花の大きな口紅水仙ではないでしょうか。

 

 

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「私、泉に映る自分の姿に恋するには身長低すぎるんですけど」と

越前水仙が言っています(笑)

ナルキッソスのような絶世の美青年でなくても…自分をたまらなく好きになりすぎて、自分にとらわれすぎて…強すぎる自己愛ゆえにかえって自分を苦しめることになってしまう人間は珍しくないのかも…もしかして私も…

花をめでつつ、自省しています。