桜のまとめ 完結編? ソノサトキザクラの変化と不思議な魅力 | 実以のブログ

桜のまとめ 完結編? ソノサトキザクラの変化と不思議な魅力

これも今年初めて気がついたのが上野駅公園口近くの交番そばにのソノサトキザクラ。黄色や淡い緑の八重桜があるのは以前から知っていて、ウコンという品種を見たこともありましたが、この品種は初めて。2001年に長野県須坂市で発見され、2006年に新品種として認定されたそうです。4月12日の咲き始めは白と緑のさわやかなストライプ?

 

翌日にはほんのりピンクがさして来ています。

 

これが4月14日

4月19日にはピンクの八重桜に。

 

咲いてから色が変化するという不思議な桜のせいか、

「八重桜が盛りをすぎて色が悪くなっているものかと思った」とか

「あまりきれいではない」といった感想をお持ちの方もいるようです。

確かに同じ八重桜でも濃いピンクのカンザンが放つ陶酔してしまいそうな魅力はありません。樹全体を見ていると華やかさに欠けるようにも思えます。

 

ところがソノサトキザクラの不思議さはスマホを向けて画面を見ていると

一つ一つの花の表情にひきつけられてどんどん写真を撮りたくなるのです。

 

早咲きのカンヒザクラからオオカンザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノにヤエザクラ…桜の花は「すごいきれい!」と感動しても、その美しさを写真に残すのがとても難しいですね。光と風とお話しながらなんとかシャッターを押しますが、ともするとぼけてしまったり、暗くなってしまったり。

 

ソノサトキザクラは他の桜と反対?で写真を撮ろうとするとその魅力を感じます。緑と白にピンクが入ってくると…桜餅と草餅と柏餅が食べたくなります―

どうして花より団子(笑)。自分と同じ信州生まれの桜ですので、これからも

よく観察したいと思います。