明智光秀VS真田幸村 その2(Byテディ) 特撮ヒーローへの夢
テディ光秀:ところで幸村くん、君、羽柴の息子をつれて鹿児島へ行ったの?
テディ幸村:光秀さんは天海僧正になったの?
テディ光秀:(夢見るまなざしで) 私が槍でつかれて息絶え絶えの時…月から白い衣をまとった美しい女性が舞い降りて、命を与えてくれ、指輪をはめてくれた。「これからはこの指輪で変身して麒麟が現れる世を作るのよ」と。
(注1)
テディ幸村: そういえば、私も夏の陣の後でそんなことがあったような…
そして薩摩で怪獣と戦ったような…。
テディ光秀: こうしてみると私たちは赤と青のコンビ…
テディ幸村: 赤と青の体の巨大ヒーローいますよね。私は大坂城ぐらいの身の丈になって、カラータイマーが六連銭なのかなあ…
テディ光秀:(小声で)胸元で6つもちゃかちゃかしたらうっとうしい…
私は安土城より大きくなって、カラータイマーが桔梗紋なのかなあ…。
テディ幸村:(小声で)胸元に花がくっつけてる人が怪獣倒せそうもないな。…でも私たち、巨大ヒーローに変身するにはいささか年がいきすぎているような。秀頼公を連れていたら、変身する役はそちらへ行ってしまうかも。
テディ光秀:君の主君は羽柴の本当の子供じゃないって噂だからね。
テディ幸村:そうなんです。だから大野治長とか石田三成とかいろいろな人が淀殿と密通の疑いをかけられて大変なんですよ。(注2)
テディ光秀: もしかして君の主君の本当の父君はMいくつか星雲から来たのかもしれない。それなら四方まるくおさまるだろう。
テディ幸村: だから秀頼公は20世紀後半から21世紀にかけて巨大ヒーローに変身した人みたいに体格がよかったのか…。
テディ光秀: しかしそういう話にするといささか子供が視る時間帯には無理そうな…ここはやはり月より来た美女に変身用の指輪とかバッジとか眼鏡といっしょに若返りの水も持ってきてもらって我々が。
テディ幸村:そうしましょう。その方がきっと、この間のラストシーンみたいに
昔の自分を知った人に見られても、「あれは十兵衛様?いいえそれにしては若すぎる」ということでなんとかなるから。
注1)この辺のことがわからない方は『ウルトラマンA』第28話をごらんください。『麒麟がくる』の終盤で信長が「月にのぼる男」に例えられたり、
主人公が月まで届く樹を伐る夢を見たり、月が物語のモチーフになったので、筆者は勝手にどこからか南夕子が現れそうな気がしていました。
注2)宝塚歌劇『美しき生涯-石田三成 永遠の愛と義』では秀頼は三成の子とされています。


