明智光秀VS真田幸村(By テディ)節分の憂うつ | 実以のブログ

明智光秀VS真田幸村(By テディ)節分の憂うつ

明智光秀(byテディ):あーあ、クリスマスソングに合わせて本能寺を包囲できるはずだったのに、豆まきになっちゃったなあ…あっ向こうから来るのはもしかしてサンタクロース?

 

 

真田幸村(byテディ):時々、サンタとまちがう人はいますが、私は現世の人々からはあなたと同じく戦国武将の一人です。現世ではたぶんお目にかかったことないと思いますが。

 

テディ光秀:ああ、数年前に日曜夜8時の主役だった一年中クリスマスみたいな甲冑の真田幸村くんだね。

 

テディ幸村: 私だって現世にいた頃はそうしょっちゅうサンタクロースとトナカイが合体したみたいなかっこうしてたわけじゃありませんがね。ともあれ光秀さん、日曜夜の主役、お疲れ様です。いろいろ大変でしたね。

 

テディ光秀: ありがとう。最後まで健康診断されたり、精神分析されたりして何だか疲れちゃった。本能寺へは節分の後に行く羽目になったし。

 

テディ幸村:節分といえば、私も悲しい思い出が…あの年の正月明けから節分にかけて…スーパーに出回った節分用の豆のおまけの鬼の面には、角と角の間に六文銭がついていました。しかし翌年の同じ時期にはそれはあとかたもなかったんです。

 

テディ光秀:ブームなんてそんなものだよ。私は主役になったのこそ、去年が初めてだけど、君よりずっとたくさんこの時間帯には出ているからね。何度も信長につらくされて、何度も切れている、だから慣れているよ。

 

テディ幸村:そういえば、何だか尻切れトンボな終わり方ですね。あなたはわずかな間でも天下人になりながら、敗れて消えて行くはかない姿が劇的なのに…。

 

テディ光秀:後がつまってたから…それに主役というのはかっこいい姿を視聴者の胸に刻んだ方がよくて、敗れてボロボロになるところは略しちゃうほうが…。

 

テディ幸村:そうか…主役じゃない時には山の中で武士でもない人に刺されるところまで映してもらえるのに、主役の時は省略されちゃうって何だか変。(注)

 

テディ光秀:君だって、あの年の12月、大阪夏の陣で「ここまでのようだな…」と眼を閉じたけど、完全に絶命するシーンは描かれなかったでしょ。

 

テディ幸村:それはですね…後日、私が実は生きていたってことにして、スピンオフ作品を作れるようにするための伏線…とも言われていますね。ほら、新しい時代劇の企画考えるより労力と予算を節約できるでしょ。受信料は大切につかわなくちゃ。

 

(注)例えば1973年の大河ドラマ『国盗り物語』は斎藤道三と織田信長が主人公ですが、信長死後、光秀が秀吉に敗れ逃亡する途中で竹槍に刺されつつも、「この手で乱世を終わらせるまでは死ねない」と執念を燃やしつつ亡くなるシーンがあります。筆者は子供だったため、リアルタイムの記憶がありませんが2020年6月に放送された『麒麟が来るまでお待ちください戦国大河名場面スペシャル―国盗り物語』で視聴。『麒麟がくる』でもオープニングの映像で鎧武者が杉の枯れ枝が落ちている山中とおぼしきところに立ち尽くしているので、主人公はこういうところで最期を迎えるのかなと思っておりました。