おもてなし文豪隊ジャパン?―太宰治の提案 | 実以のブログ

おもてなし文豪隊ジャパン?―太宰治の提案

太宰: (実以に)君が子供の頃いた地方の武将隊で新しいメンバーを募集していたから

応募したんだけどね…不採用だった。


実以: よかった―


太宰: あの武将隊では観光客とタクシーに乗って案内するサービスがあるのだが、それを私にはさせられないというのだよ。


実以: 特に女性客は絶対に同じ車に乗せたくございませんわ。




写真は真田幸村に不採用を言い渡され  る太宰治。  




太宰: 仙台留学時代の魯迅を描いた『惜別』とか『右大臣実朝』とか歴史小説だってちゃんと書いているのだが、どうも私にはさくらんぼを食べて女性を心中に誘うというイメージが強いようで…。(観光キャンペーン風に)

生きるのに疲れたあなたに心中体験はいかがでしょうか、薬物、入水どちらかお好みの方をお選びください…


有島: 人気避暑地の別荘コースは私がご案内します。



実以: 冗談じゃないわよ!





太宰: とまあ真田幸村公には不採用を言い渡されたので私は武田信玄公のところに行った。私は信玄公の御膝元の甲府で妻と出会い、しばらく暮らしたのだよ。あの街の観光HPには私の足跡をたどるマップも載っている。

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/welcome/gejutsu/dazai.html


実以: まさか甲斐の武将隊に入れてくださいってお願いしたの?


太宰: いやあの一帯はさくらんぼの産地だから、私の作品にちなんで「さくらんぼをまずそうに食べるコンテスト」を催したらどうかと。優勝者には大量の高級さくらんぼ、または山梨のご希望の温泉地の宿泊券をプレゼント!


太宰以外の一同、まゆをひそめる。


太宰: おいしいさくらんぼをまずそうに食べるには演技力がいる―全国のコンテスト参加者は鏡の前でさくらんぼを食べながらおいしくなさそうな表情をするけいこを重ねる、さくらんぼの消費量がずーんと伸びるって信玄公に提案したけど却下された。(両手を広げる)。だからこの上は信玄公のライバルを頼ろうかと…









写真は武田信玄に「さくらんぼをまづそうに食べる

コンテスト」計画を却下される太宰治


実以: 信玄のライバルというと上杉謙信?


太宰: そう武田のライバル上杉の城下町の米沢のあたりでもさくらんぼが採れるから、このコンテストをしてはどうかと…


有島: 太宰君、君は『文豪スト○▽□ッグス』という漫画で主役級の役をもらっているのだからそれで満足すべきだろう…


芥川: 私あの話の中じゃ、なぜか敵役になっているんですよ。


実以: そのマンガのアニメ化されたの、私も時々視ます。それなりに面白いのだけれど、日本の近現代文学史がなんとなく学べて、この人のこの作品読んでみようかなあという気持ちになるのかなあと思ったけど、特にそういう番組にはなってないみたいですね。