ラファエル前派展鑑賞と毛利庭園
現在は既に終了していますが3月31日、六本木で「ラファエル前派展」を鑑賞しました。
5%消費税最後の日とあって、「混雑していたらどうしよう」と思いましたが、
皆さんショッピングの方が忙しいのか、さほどではありませんでした。
でもミレーの「オフィーリア」の前にはやはり人だかりがしていました。
先日天皇皇后両陛下がごらんになり「思ったより小さい絵」と感想を述べられた
とのこと。モデルの女性を浴槽につけて描いたといいますから、
等身大ぐらいの大きさがありそうに思っていましたが小さな絵でした。
私が一番見たかったのは上の「ベアタ・ベアトリクス」です。
かなり以前に『美の巨人たち』という番組で「気絶するほど美しい女」と
いうフレーズで紹介されていました。
うつ気味になったり、疲れを感じている時、目にするとなぐさめを得られる
絵なのです。
眼を閉じた女性の表情、髪の美しさ、緑の服、鳩が加えている白いけし―
どれも心をひかれます。
ロセッティが妻のエリザベス・シダルの死後、彼女の思い出に捧げて描いた作品。
あるミステリー小説では彼がアヘンチンキで自殺したエリザベスの死に顔を
スケッチしたことになっていました。
ミュージアムショップでは絵の中に登場する花や鳥をかたどった
ブレスレットやストラップが気になりましたが安いものでも2000円以上しますので
手がでません。
展覧会鑑賞後、毛利庭園でお花見しました。池の周りを歩き、
桜を満喫。
のどが渇きましたが庭園に面したカフェの飲み物は高すぎる気がしましたので
六本木ヒルズの外へ出てミネラルウォーターを買いました。