筋肉は使わなければすべて忘れる

スポーツをやっていれば何となく理解できるだろう。筋肉は、3日間使わなければすべての動きの記憶を忘れてしまう。だから、「継続は力なり」と言われるように、絶えず反復練習をしなければならない。自分がやっているスポーツ種目の基本的動きはほぼ毎日やる必要がある。

 

動作の司令を出しているのは「脳」であるが、筋肉はその司令に従い、司令通りの動作を行っています。ある程度の基礎的動作はほぼ無意識の領域で動かせる範疇にありますが、種目により複雑な動作をする場合は筋肉に記憶させることが必要だと考えます。

 

日常動作は無意識に動かせます。しかし、スポーツなどの複雑な動作は反復練習により脳と筋肉に覚えさせないと本来の動きが出来ません。基礎練習で基本動作を無意識レベルで動作できるようにしてから、その応用練習をしていきます。

 

怪我や故障で休むことになれば、基本動作はまだ覚えていられるでしょうが、応用動作はかなりの部分で筋肉が忘れてしまいます。この場合、元に戻していくのに回復訓練開始後、休んだ日数の3倍程度かかってしまいます。10日間休めば、それから1ヶ月かかるのです。

 

だから、出来る動作は休ませない努力をするべきなんです。せめて基本動作の練習は出来る範囲で続けてもらいたい。

 

アマチュアであれば、目指すものがあるなら完璧に休むのではなく、出来る動作は続けましょう。プロなら死活問題ですから、やるしかありません。

 

完全休養は、1日ないし2日間に留めましょう。3日間休むと筋肉の記憶が薄れてしまいます。

 

 

筋肉には意思があります。

嫌なものは、嫌なんです。無理やり力を入れるとか、誰かに掴まれたり、押されたりは嫌なのです。嫌な場合は、筋肉は自動的に萎縮します。萎縮したら、動けません。ストレッチは軀が温まっている時に行うべきであり、力を入れず、筋肉を騙すように呼吸を使って伸ばします。騙すのです。

 

走る前の軀が冷えている時にストレッチをやると、筋肉は縮んでしまいますし、すぐには本来の動きは出来ません。冷えている時はとても嫌がるのです。「何すんねん!」って聞こえませんか?

 

冷えている時は、ダラダラと関節を動かしましょう。脱力して、タコのようにダラダラと軀を動かすことです。これだけでも怪我をするリスクを減らせます。

 

医学的、トレーニング的解釈は必要ないです。軀の状態は自分がよく分かります。チームの全体練習では、その流れに乗りながら「俺流」でいいと思います。どうすれば怪我や故障を起こさないかは、自分で調べ、考えることです。

 

 

矢作治療院