治療後球速が5キロも増した投手
ある日、高校生だが、右肘に違和感があるということで来院された。
まぁ最初から氣になる箇所が「肘」と分かっていたので、まず肘周りをチェックした。特に悪いわけではなく、投球動作で負担をかけているためだと思われた。
普段通り、足元からチェックを入れていくと、右足関節のズレと右膝のズレがあり、腰の切れが落ちている状態である。
つまり、腕投げになっているのです。
軀を見て、彼に尋ねました。
「サイドスローだよね?」って聞いたら、そうですとの答え。
ある程度は、見て分かります。
サイドスローでもオーバースローでもスリークォーターでも、投球動作の基本は同じなのです。ただ、サイドスローだと肘に負担がかかりやすいです。オーバースローなら、肩に負担をかけます。
さて、足首の調整、膝の調整をして、腰を矯正しました。
そして、シャドーピッチングをしてもらったら、いい感じで、肘も痛くないと言われました。軀を正しく使うことが出来れば、肘に負担などかからないのです。
右足首を調整したから、プレート板を蹴る動作は問題なくなりました。そして、その動きの連動性は、正しく右手の指まで続きます。
後で、聞いた話では、次の日にブルペンに入った時に球速を測定したら、今までよりも5キロも球速が増していたそうです。球の切れもよく、変化球もよく曲がってくれるそうです。彼は中継ぎとして、大会では活躍したそうです。
トレーナーは、選手のパフォーマンスを上げてやるのに何をすべきなのか?「スポーツの原点」を見極め、正しい軀に整えてあげることです。正しい軀を作り、その上で正しくトレーニングすること。反復練習はとにかく必要です。
治療する者がやるべきことは、炎症を取り除くとか、疲労を取り除くとか・・・それも必要ですが、その炎症なり痛みの原因の本質を見つけることです。そして、治すことです。
肘が痛いというから、肘周りだけ一生懸命ほぐす、電気をかけるとか、それではただ休めていれば、自然に痛みが無くなっていくのを待ってるだけ・・・です。それは、治していません。
痛みの本質は、別の箇所にあることがほとんどです。その箇所は痛くもなく、痒くもないし、自覚はありません。だから、普通は見ないのです。
矢作治療院では、それをはっきりと指摘します。
だから、治せるのです。
そういう眼を養うことが大切です。しかし、そうは容易くはありません。学校などでの経験はあまり意味をなしません。それよりもそういう技術は教えてはくれません。て言うか、知らないでしょう。
私は、6歳の頃からやってます。普通は、専門学校を出て(高卒なら21歳)、どこかの治療院で修行するのでしょうが、それでは遅すぎます。先入観も強いし、学校の授業で西洋医学を習うので、固定観念が出来上がって、それを排除するのに時間がかかるのです。恐らく、50歳過ぎてもまだ理解できないでしょうね。
並行して、合気道などの武道を習いながらだと、少しは早いかもしれません。
おっと
また脱線したかな
只今、弟子募集中です。ずっと昔からですが・・・
治療家になりたい人、いつでもお待ちしておりますよ。
