そうして僕の谷村パチンコランド内での2作品のうち1作品が終了した。
面白いと言うか皮肉と言うのか、前述したアクセス数も注目コラムとなり当然アクセス数アップ、そして収支もそれまでマイナスだったのが
最終回コラムでは、CRぱちんこウルトラマンタロウで10万円換金
という偉業を成し遂げプラス収支になるのである。
だが、これでも僕が火曜日コラムで存続することはなかった。
谷村先生の発言により、谷村パチンコランドの社長が連載終了を撤回しなかったのである。
この辺の人物関係の相関図を語るのは難しい。
谷村先生は何も僕が嫌いで、殿下の宝刀を抜いたわけではない!
当然ながら谷村先生は谷村先生なりにサイトの将来性を考えてのご決断だったのでしょう。
ですが、谷村先生はご存知ありませんよね?
不謹慎ですが、谷村先生がお亡くなりになった後の将来のパチンコランドを僕とトシ編集長が話し合っていたことを…
谷村チルドレンという言葉をサイト内で使用し、先生の後継者イメージを僕たちが描いていたことを…
僕たちは、それこそ谷村パチンコランドを我が子のように大事に考えていたんですよ!
そして谷村パチンコランドの社長とは、大の谷村ひとし先生ファンだった…
またもや話が脱線したので戻すと、10万円換金した最終回コラムなんて前代未聞だと思う。
そんな前代未聞な男こそが僕なんだと、僕自身はいつも思っていて
人から見たら自惚れ以外の何物でもないのだが、僕としては当然と思うのは、こんな体験を数々しているからかもしれない…
こうして僕は谷村パチンコランドのコラム終了ルールを全部クリアしながらも、連載終了という理不尽な目に遭い、トシ編集長も
突撃インタビューは絶対無くなりませんから安心して下さい!
と、僕を慰めてくれた。だが僕たちは知らなかった。この言葉から数ヶ月後に二人が骨肉の争いをすることを…
この時の二人は知らなかったのである。
それは突然やって来た、秋口迫る9月の出来事だった。
つづく