台を離れて1分もしないうちに、見知らぬ老婆が僕にお辞儀してランマスに座った。
やはりこの人はランマスのゲーム性を理解している人になるな…
どうぞどうぞ頑張って下さい。
僕は言葉を語らずも笑顔でそう返事をした。
僕もリミットが10あれば間違いなく続行だったが、リミットが4の時点で、今日の僕のツイてなさを認めたんだ。
それならば誰か他の人に楽しんでもらえばいいじゃないか…
が、僕のランマスに対する終着駅だった。
さて、ここから僕も巻き返すには違う台にチャレンジしなきゃ…
しかし、特に打ちたい台はなかった。
いや、あるにはあった。う~んな機種が一台だけ…
ルパンのルピナスタワーの台だった。
って、これルパンシリーズの4作品目じゃないか!
ビックリして打とうとするも、寸でのところで止めてしまう。
それは僕の本能がヤメトケと知らせたからだった。
こんな頭と身体がチグハグな時は必ず何か理由がある。
その理由を知りたくて僕は右隣のエヴァセカンドインパクトを実戦した。
エヴァのセカンドインパクトと使徒再びのライトは、見ただけで打ちたくなる機種だった。
しかし、このエヴァはホントボロボロで、ボタンも故障していた。
あ~あ、の気持ちは大当りまでもしてしまう。
ゲンドウのセリフのみで、サハクイエルとのバーサスに勝つのだから、何で当たるのか分からないのが、この頃のエヴァであり同時に魅力でもあった。これが引き戻しを2回して…
13連チャン
出玉なし大当りは1回だけなので
5000発弱
が一撃で炸裂したわけだ。
大当りするまでに1200玉を使って最終的には4600玉なので、1回辺りの平均出玉は350玉って
メチャ少ないッス
大当りラウンドで、何度綾波レイが教室から外の景色を見ていたか…
普通はトウジたちのキャラクター紹介のタイミングでラウンド消化が終わるだけに、それ以上の続行の意欲は湧かなかった。
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