僕がお客さんにアウトさせていたのなら、そのお金は僕のお金である、と考える。
だから貴方は何に使っていい!とは違うんだよ。
あくまでも生活費として貸しただけで、遊ぶお金として僕は貸したわけじゃないんだよ。
これは当時、アウトしたお客さんには一切言わなかったが、お客さんから僕は
完全に舐められていた。
口ではハイハイ言うも、実際は何人もアウトしたお客さんに裏切られ続けて…
アウトしたお客の全員が、最終的には僕の店に来なくなった。
このような苦い経験も、多少は今の僕の性格に反映しているだろう。
う~ん、僕は一体何を言いたいのか?自分でも分からなくなってきたが(苦笑)…
アウトしたお金の使い道には暗黙のルールがあり、同様に
生活保護で支給されたお金にも暗黙のルールがあって当然
だと僕は思っているんだよ。だから生活保護のお金でパチンコをするのは…昔から
それって問題じゃないのか?
と僕は思っていたんだ。だって、そのお金は税金なんだよ!貴方が稼いだお金とは全く違うんだよ。
だけど支給された側としては
俺の金だぞ、俺が何を使っても問題はないだろ!
それこそ権利を主張する考えをしているのかもしれない。
この支給した側の考えと、支給された側の考えには、古今問わず昔から両者の考えに乖離(かいり)があって
これこそが生活保護の問題の温床
とも言えた。この支給された側の根底にあるズルい考えに対し、最初に行政で堪忍袋の緒が切れたのが
兵庫県の蓬莱(ほうらい)市長
だった。蓬莱市長は2013年の3/25に全国で初めて
『生活保護費でパチンコは禁止』の条例案を可決させた人である。
ちなみに兵庫県小野市のホールは5軒しかなく、地域住民による監視社会を目指すも…
半年後にはナニソレソンナノアッタノ状態になっており、結果的に蓬莱市長のポーズだけで終わったようだ。
だが、行政によるパチンコ業界の包囲網は、これが最後ではなかった。
そう、次の二の矢こそが今回のテーマであるナマポリスだった。
(~明日に続く)