残念だったのは一緒に記念撮影をする際に
後藤さん手作りの愛兜も一緒に…とお願いしていたのだが
ニューギン社員にあげてもうないとのことだった。
インタビューは無事終わり、その後もいろんなそれこそパチンコと関係のない様々なお話も聞かせてもらった。
そう言えば、後藤さんは写真映りにはスゴい拘っていて、確か3、4回やり直しをした記憶が(苦笑)。
インタビューは全部で3時間近くだったろうか?
普通なら有名人でもあり、1時間応じてもらうのがやっとだろう。
それが楽しく収穫のあったインタビューなんだ。
いいよ、今回はタダ働きでも。
僕は謝礼金を2つ用意していて、1つは僕の原稿料の半分、もう1つはパチランから支給される金額全部だった。
それの後者を、それこそ清水の舞台から飛び降りるつもりで、手が震えながら渡そうとしたら…
ここの支払いだけでいいですよ
と言われた。えっ…とっさに意味が飲み込めなかったが、ギャラは要らないってこと?
地蔵になった僕にマネージャーも同様の言葉をかけた。
後藤さんは今日のインタビューに対して最初からノーギャラの考えでいたのだった。
いや、そんな…
まさかそんな言葉が出るとは夢にも思っていなかっただけに、言葉がしどろもどろになった。
そして後藤さんは最後まで僕からの謝礼を受け取らなかった。
後藤さんは次の仕事にと、3人でタクシーに乗りそこで我々は別れた。
後藤さんがタクシーに乗ってから2、3分後、僕のメール音が鳴った。
中を見ると今回の仲介人からだった。
しかし、それは後藤さんから僕への転送メールだった。
メールマナーに反するが、そのメールを簡単に言うと、僕らとの時間が楽しかったから今までいてもらえたのだった。そしてメールの結びには
頑張って下さい。
のお言葉があった。後で聞いた話だが、後藤さんにインタビューするのなら謝礼金は
10万が相場
と、古巣以外のメディア関係者から聞いた。
そうか、僕には10万のお金が用意出来ないと思ったから、後藤さんはノーギャラで引き受けてくれたのか…
メールの中には、他に僕のインタビューに賭ける意気込みや、やる気についても触れており、それを仲介人から通じて認めて下さってインタビューが実現した旨も書かれていた…
……
…
さて、年寄りの昔話はこの辺にしてそろそろ本題に…この先はある業界人ブロガーさんに向けて…
生涯スルーをするつもりでしたが、最後に少しだけ…
今日のブログ拝読しました。
いつもの素晴らしい内容だと思います。
その方向性こそが、貴方らしさだと僕は思います。
我々は決して対立をするのではなく、己の役割に向かってお互い努めることこそが、業界繁栄の道のりの一歩ではないでしょうか?
継続は力なり。
頑張って下さいね。
不屈座