840回転で、勝てばウルトララッシュに突入する突確当選を賭けた演出に僕は見事破れたからだ。
ダークキラーファーストに負けたのだが、ダークキラーファーストが放つ八つ裂き光輪は、タロウだけでなく僕のパチンコを続ける気持ちにも見事にトドメを刺した。
これが17時37分の出来事で、またも700玉が残った。
しかし、これ以上台をチェンジしてまでパチンコをする気力がもう僕にはなかった。
そして、残り玉が最後の延長戦の気持ちで、逆転を夢見て継続し、見事撃沈して17時48分にゲームセット。
ちょうどその時間が、今日の僕の遊び時間の終了でもあり、本日はここまで!
今日の投資金額はちょうど1000円だった。
いいじゃないか、昼下がりから夕方6時近くまでかかって1000円で遊べたんだから…
負け犬にありがちな自分を慰めて僕は帰宅した。
途中、今日の反省点を考えながら、フト、来店イベントみたいなことを楽園は催していたことを思い出した。
キャンギャルがアメを配りに来た時に、僕はそれを左手で受け取ったのだが、受け取る時に手首を捻り、そこで軽い痛覚を覚え
アメを落としてしまった。
ちょうど、そのタイミングがまたキャンギャルも後ろを振り向いた後であり、彼女は僕がアメを落としたことを知らなかった。
この一連をパチンコの女神と僕とで例えると…
パチンコの女神が放つ大当りを僕が手首を痛めていたから掴み損ねたということか…
勝負事には必ずと言ってよいほど何らかの兆候があり、それをプレイヤーは気付くかどうか?そしてその気付きとは正しいのかどうか?
負けるのは容易い、だが勝つことは難しい。
そして努力をしたからと言って、勝てないのはギャンブル全般に言えるだろう。
そしてそれは体調にも充分に言える。
身体に負担を感じる時には、あまりパチンコをするべきではない
だね。それでも僕は今後もパチンコを続ける。
僕はパチンコを心から愛しているのだから…