今日は先に麻雀界の話から書く。
麻雀界においては、何が(一番)嫌われるのか?と言うと
(麻雀)初心者がフリー麻雀店に来ることなんだよ。
フリー麻雀店にくる多くのユーザーは、麻雀が達者であり、中にはそれこそ麻雀で食べている人もいるんだよ。
だけど、もちろん麻雀で食べている人は一握りであり、こんな人なら初心者をカモに思えるよね?
ところが、フリー麻雀店の客層の実態は、達者ではあるけれど、勝ったり負けたりの
まだまだ発展途上の中級クラスのプレイヤー
がほとんどなんだ。で、そのレベルの卓の中に初心者が入るとどうなるのか?
答えは…
その卓のゲーム進行が遅れる
なんだよ。フリー麻雀だと半壮(※読み方はハンチャン、意味は1回戦のゲーム)は大体40分が平均で、これが50分もかかると、まず遅いと誰もが感じるの。で、まず店側が嫌がる。初心者が
『入ってきたせい』
で、卓のスピードが遅くなり
『売り上げが減るから』
が、その理由。おかしいでしょ?本来ならお客さんが来て感謝しないとイケないのに、店側が迷惑って感情を持つこと自体が…
そして卓の中の中級クラスのプレイヤーは、店側と理由は違うけど嫌がるのは同じで
ゆっくり打たなければならなくなり、イライラしながら我慢して打っている
なんだよ。だけど、我慢の限界点は個人によって違うから短期な人は途中で
初心者に暴言を吐くのよ。
遅いよ、はまだかわいい言い方で、実際にはもっと初心者が傷付く言葉がほとんどなんだよ。
で、暴言を吐かれた側の初心者はスミマセンと、その場では答えるけど、その店には
2度と行かない
ケースがほとんどで…一体僕は、何が言いたいのかと言うと…
本来は初心者を大事にしなきゃ、麻雀界は発展しないのに、むしろ逆に初心者をないがしろにしているのが実情なの。
だからそのようなフリー麻雀店のお店は、新規のお客さんがいつまで経っても増えなくて、新規のお客さんが来たとしても、まず中級クラスのプレイヤーなんだよ。
なので、僕が若い頃麻雀店を経営していた際に、新規のお客さんが来たら、初心者、中級クラスに関わらず
そのお客さんが、再び来店してもらえるように接客しなさい
と従業員に指示していたの。いわゆる全員気を配りなさい、って事ね。
で、来店の際に初心者です、と相手から確認すれば必ず僕が同卓して接客してたの。
もちろん上記で述べたように、初心者がいるから僕の卓もゲームの進行が遅いよ。
だけど、僕はイライラすることなく笑顔で接し、逆に初心者に話しかけたりして
かえってその卓の進行を遅らせていたよ(爆)。
実際、笑わすことに専念してたし…
で、僕以外に同卓してくれる人は常連のお客さんは…
またかよ(呆)
みたいな感情を持ちながらも、嫌な顔をすることなく
その卓の雰囲気を壊さない
ようにゲームの進行を協力してくれたよ。
そして、その初心者は気分を悪くすることなく、その日1日を楽しめて…
僕が経営していた店の来客リピート率は90%はあったよ。
と、麻雀界では周囲がここまで気配りをしないと、初心者は再びフリー麻雀店に来ないんだよ。
『負けたから来ないじゃなく、楽しくないから来ない』←(これ超重要)
なんだよ。でも、ほとんどのフリー麻雀店の経営者がソコを理解していないから、フリー麻雀店のほとんどの店は常連客で固定し、いずれ常連客も(お金が回らなくなって)少しずつ減り…
最終的には閉店
となるケースがほとんどなんだよ。これがフリー麻雀店の主な閉店パターンかな?
僕の場合は、またちょっと違うんだけど…
前フリが長かったけど、上記を頭の片隅に置いてもらっていよいよ本題に…
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