僕の普段と違う行動とは…CR春夏秋冬の台に座り、CR春一番のモードにしたのだ。
僕は初代の春一番の時にはまだパチンコデビューをしていない。
僕が初めて春一番を打ったのは
猫の手プレミアム
が搭載していた後継機だった。
この機種の変動音のスタートが先読み予告だと、ビィーンビィーンと特殊変動音に変化する。
その音を思い出し、初代の知らないBGMに期待しての着席だった。
回りは良くもなく悪くもなくだった。
ただ、音楽は単調ながらも不満はなかった。
フィーバーパワフルもそうなのだが、クラシック台は単調な音楽ながらも飽きない台が多い。
フィーバーパワフルではクラシックモードしかいつも打たず、ある日もう一つの今風バージョンを打つと
あまりにもつまらなすぎて席を立とう
と思ったくらいだった。そんな感じでこの春一番も音楽は問題なかった。
演出も無演出が多く、演出が何かあるとリーチor先読みハズレ停止だった。
特に猪鹿蝶が横一列に並ぶとチャンス目としてのハズレだった。
これが次回転も続くとチャンスなのだが、大概の次回転はチャンス目崩れのハズレだった。
こうやって一つ一つ演出を理解していくと初の保留点滅演出になった。
この演出は保留だけでなく、中央下部も点滅していた。
注目ってことか…
その回転は初の5と6のダブルリーチとなりすんなりと6で当たった。
これは6ラウンドだったが、ST10回転と時短が40回転あり、それなりの連チャン力に期待が出来た。
しかし、あっさりスルー…この50回転中、1度もリーチがかからなかった。
ということは、電サポ中はリーチになればアツいってことか?
全くの手探り状態だが、電サポ終了後も席を離れることはなかった。
ただ、地味に玉は着席した時よりも減っていた。
そうして持ち玉は全滅した。
普通なら僕はこんな時、素直に負けを認め、店を出る。
だが、僕はいつの間にか春一番の魅力に憑かれ、カードの残り800円分も使って帰ろうの考えになっていた。
結果的には、この判断が大正解だった。
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