フィーバークイーンを離れ、ワンチャンスに賭けようと店内を見回すも空台はMAXタイプと海ばかりだった。
う~ん…MAXを打つには玉が足りない。かと言って海で逆転させるには一撃では厳しい…
帯に短し襷(たすき)に長しとは正にこの時の状況だった。
仕方ない、空台で自分の都合の良い展開になったら…の基準で再び台選びをした。
すると…CR稲川淳二の甘デジになった。
この台の選択基準はCR一騎当千やCRダブルライディーンのワープ性能とSTの瞬発力だった。
ヨシ、これで勝負だ!
僕の場合、このように力んだ時ほど失敗をする。
今回の場合は釘がお話にならなかったのである。
250玉で僅か10回転しか回らなかった。
これは1000円なら40回転を意味する。
ダメだ~これは大失敗だ…
自分の推理に酔いしれる一方で、自分の選択が間違えていると分かると途端に
シオシオのパー(怪獣ブースカーね(爆))
になり意気消沈する僕。
席を離れ、フラフラになって台をさ迷う…
ヤケクソにはなっていなかったが、ついに選択眼は崩壊し今度こそ
完全なパンチドランカー状態になった。
もう何でも良かった。残りの2000玉を使い切ったら帰ろう…
完全に脳内は
消化試合
となり、もはや抵抗はなかった。
しかし…本能が飢えていたのだろうか?
ここで僕は普段とは違う動きをした。
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