1/17の渋谷(その9) | 不屈座のブログ

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そう、3階は禁煙エリアだったのだ。

そうか!それなら1円パチンコの客付きも納得出来る。

禁煙を希望するユーザーは、たったこれだけの人数しかいないということだ。

この光景こそが、渋谷マルハンタワービルの閉店に繋がる答えではなかったのだろうか?

つまり渋谷マルハンタワービルの3階は

赤字階

だったのでは?

改めて倶楽部メンバーから来た書き込みを読み、禁煙エリアを設けてからのマルハン(の稼働)がおかしくなったのをイメージした。

ここで、僕はある禁煙パチンコホールを思い出した。

それは確か大阪の四海棲(しかいろう)グループだったと思う。

このグループは、大阪では知らない人が少ないくらいの有名なホールだった。

このホールが今から10年くらい前だったか

(店内全)禁煙ホール

をグランドオープンさせたのだ。この時、僕は業界人だったかどうかは覚えていないが、このグランドオープンを偶然に知り、その日この店に入ろうとした。

しかし、入れなかった。

理由は…

女性専門の禁煙ホール

だったからである。うわぁ…そこまで徹底するかぁ。

しかし、パチンコのイメージを変えようと思ったら、このくらいの大改革をしなければならないだろう。

だが、このホールは2年後には閉店した。

しかも閉店前には男性客も入れるようになっており

禁煙ホールではなくなっていた…

つまり四海棲グループは、最初のコンセプトを完全に諦めたのだった。

禁煙ホールが市民権を得られなかったのは、実現が早すぎたからではなかった。

その後も、禁煙コーナーや禁煙エリアと言った全国のホール内の仕分けをもってしても

稼働率100%をキープ出来ていない…

そう、この現実こそがパチンコ業界の

光と闇

なのだろう。光はもちろんクリーンであり、ここでは

地域社会から認められるような健全ホール

を意味し、それが実現出来ないからダークに留まる…

パチンコ業界が頭を抱える理想と現実

は、時を経てそして!マルハンをもってしても

克服することは出来なかった

のである。

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