うおっ、マジか!
そこは信じられない光景だった。
満席に驚いたのではない!
渋谷で頭取りした全てのホールで
エヴァ10だけは満席ではなかった、そのエヴァ10、40台をマルハンだけが満席にしていた事実
に驚愕したのだ。
開店してまだ1時間しか経過していないため、足元に積んでいるドル箱は少なかったが…
牙狼のシマは空台を待っている人が確実に3人はいたため
こりゃ本格的なお祭り状態じゃないか!
と、呆気に取られてしまった。
ただ、釘は本当に期待出来るの?と
この時点でもまだ疑問視していた僕は、エヴァ10の遊技者の後ろから何台かチェックしてみた。
回りをチェックする方法はいくつかあるんだけど、僕の場合は見学する人の残高を確認し、そこから3回目をプッシュするまで…
つまり2回分=1000円分の回転数をチェックする方法だった。
最近は1000円で15回転すらも回らないから、このお祭り騒ぎはどれだけだろう…
立ち見が邪魔にならないよう、端の台を更に遠くからカド台をチェックした結果…
19回転
だった。ムラはあるだろうが20回転の時もあるのかもしれない。
少なくともボーダー程度の調整にはしてるってことか?
それならこの客付きも納得出来る。
今度はシマの中を歩みより通常時の台に注目した。
ポイントは1回転をデジタルが消化する間にヘソに1玉が入賞するか?どうかだった。
つまり(最大)15秒以内にヘソに玉は入らなければ
マルハンのカモ
に過ぎないのである。踊らされているのか?自ら踊っているのか?
これに関してはケースバイケースだった。
すなわち、それなりに打てる台に混じってダメ台も混じっていたのである。
玉石混合かぁ…
その後も店内をジックリと観察していく。
ペアシートが全部で12台分ほどあったが、こちらは全滅…
というか電源を落としていた。
だからペアシートに関しては全くの無駄なスペースと言えるだろう。
そう言えば、今現在ペアシートを設けている店舗は果たしてどのくらいあるのだろうか?
マルハンは恐らく業界の最先端のアイデアとして、ペアシート制や禁煙エリアなどを採用して来たのだと思う。
だが、どちらもあったら便利と思っても
市民権を得る
までには至らなかったと思う。
それは結局のところホールの自己満足に過ぎないのでは?と僕は思った。
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