あれからやっとT-ARAでの一撃が決まった。
3000発の玉を何とか5580発近くまでしたのである。
ここでようやく他の台へチャレンジしようの気持ちになった。
そしてまずはアグネスに移ったが、1000発使用して5150発に減らしただけだった。
T-ARA同様にアグネスもSTスルーをするなら意味ないよな…
少し考えて場所移動に決めた。
時刻は2時頃だったが、この時はまだ客だらけの店内だった。
人の波が減るのはこれより1時間後の3時だった。
僕は結局休憩した時は原稿を手掛け、残りは実戦をひたすら続けていた。
身体はもちろん疲れているのだが、動き回るだけまだ睡魔が来ないのが救いだった。
そういえば人が集まり過ぎたために休憩所の椅子は完全に人で埋まり、人によっては座って寝ていたりする。実際、今も横で5人が寝ている。
この椅子を確保する裏技を僕は思い付いた。
それは故障台の椅子に座りながら休憩をするのである。
これを気味が悪いほど誰も真似しようとしない。
当たり前と言えばそうなんだけど、故障台の席に座ってはイケないルールはないでしょ?
これは決して屁理屈ではない!
自分の身を守るための必要悪だと僕は認識しているつもりだ。
こうやって体力を温存しながら周囲の雰囲気に飲み込まれることなくマイペースで場所移動を数多く行い実戦を続けた。
最初に移動したのはアグネスの甘だった。
結果的にこれは玉を少し減らしただけで、次は沖縄3に行くことにした。
沖縄3では5150発を8042発までに増やすことが出来た…
今、換金すれば7000円程度か…
ここで実戦を終了するのが正しいのかな?
せっかくここまで勝ったのならMAXタイプで更に上を目指すべきではないのか?
しかし、まだMAXタイプを打つには玉が足りない…
それが理由で再びうろつき倖田來未の台取りをした。
とりあえず、後ワンチャンスが実れば万発になるのか…そして打ち出した結果…
これが大正解だった。
ナントさほとハマらず倖田で9連チャンしたのである。
ここで出玉は11502発となり
ついに一万円の両替が出来るようになった。
この万発の達成した時間はちょうど4時44分だった。
う~ん、こんなところで数字が揃わなくてもねぇ…
思わず苦笑しながら次の挑戦台を求め、再びホールをうろついた。