ホール戦略編の続報については、特に目を引く情報はなかった。
しいて言えば、前回の評価である
コンテンツ ○
スペック △
販売台数 ×
販売時期 ◎
メーカー ×
だったのが、ホールの稼働結果を踏まえてスペックの評価が
△→

に変わったことだった。
しかし、販売台数については、当初の懸念だった
やっぱり…
の供給過多の結果に終わった。
導入後のホール関係者による評価については、考えを改めて、前回3扱いのホールが4or5に変化しているのも興味深い。
これらを踏まえ、僕から見えたホール戦略の感想は…
1、大量導入店ホールよりも、気持ち抑えてのホールが多かったからか
当初から抜きに走らなかった
ホールが多いように思えた。
2、ライバル店より1週or2週遅れのホールは、キチンと回る調整にしていた。
3、MAXコーナーを新設し、北斗6と背中合わせにして、シマ構成を演出したホールもあった。
4、意外だったのが、シリーズ3以来の約1/400の大当り確率でもあり、機械のポテンシャルが掴めるまで、甘めに使っていたホールもあった。
そのホールは、8個保留で、常に6個の保留が貯まる調整にしていた。
といった感じで、ホール関係者の多くが、エヴァ9を大事に扱おうと思わせる考えのホールが多かった。
シリーズ6の後遺症はどこに行った?といわんばかりに、多くのホール関係者が、エヴァ9に期待を込めて甘く使ったのだろう。
これは、かつとのエヴァブーム再びと期待の星のように多くのホールが扱っていたのではないのか?が、今の僕の考えである。
それに対して、私たちユーザーは、ホール以上に、より多くのプレイヤーがエヴァ9に期待していたと思う。
もちろん、期待するもMAXだからと早々にリタイアする人もいた。
だが、新規演出に加え、ゲーム性が大幅に変わり、何より初のSTであり、不安よりも期待が上回っていたのだろう。
リング3以来の大物機種で、ST突入率が100%だったのもヒットの要因に繋がったようにも思える。
あえて、1つだけ、僕の想像と違ったのは
2確経由のST抜け…
つまり、出玉なし終了パターンが
かなりのレア現象
だったことである。多くは出玉を伴ってからのST抜けであり、僕の心配は
ただの杞憂
に過ぎないことだった。
今でこそ、すっかり真・慶次にホールの主役の座を明け渡してしまったが、真・慶次のデビューまでは、エヴァ9は間違いなく、ホールの主要機種として貢献していたと言っていいだろう。
~明日夜に続く~