昨日の中編に引き続き、今回の後編では、ホールによる風営法違反に関する事件が中心になりました。
事件簿No.6
特殊景品をホールが直接買い取り、ホール経営者逮捕(11/5鹿児島)
これは10月の出来事で、容疑は風営法違反(賞品買い取り)の疑いでした。
ところで、この事件、調べに対し、意外な事実が浮かび上がりました。
このホールと景品交換所の運営を夫婦で、両方を経営していたのです。
風適法(風営法)では、ホールが、特殊景品を直接買い取り、換金することは、自家買いと呼ばれ、これは禁止されています。
そのため、ホールと景品交換所の運営とは、それぞれ代表を設け、本来別々なのです。
そして、今回はそれぞれの代表(夫婦)が逮捕されました。
県内初の摘発とのことですが…
ここで、僕が気になったのは
親戚同士で運営しているケースは、OKと知ってましたが、夫婦がそれぞれの代表として運営するのも問題なかったのかな?ですね。
1人が両方の経営はアウトなんですが、夫婦とはいえ、1家庭で考えると、う~ん大丈夫なのかな?となったのですが。
実際、ホールと景品交換所の関係って、どうなの?と、僕は気になっているところでして、いつかは自分の手でスッキリした記事を、作りたいと思っているんですがねぇ…
事件簿No.7
北海道でも、特殊景品をホールが直接買い取り、ホール社長ら逮捕(11/16北海道)
これは9月と10月に、札幌のチェーン店によるものでした。
ところで、この事件も、調べに対し、意外な事実が浮かび上がりました。
今回のケースでは、景品交換所の運営会社に実体がなく、実質的にパチンコホールによる運営だったのです。
それを裏付けたのが、ホール運営会社が、景品交換所の従業員の給与を支払っていたことでした。
これにより、景品交換所に実体はなく、実質的にホール運営会社と一体だったと判断されました。
これは景品交換所の実態としては、特殊な例になるのでしょうね。
個人経営ではなく、チェーン店での出来事となると、地域性も密接するのでしょうか?
短期間で連続しただけに気になるニュースでしたね。
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