奇跡(エヴァ)の価値は(その7、機種及び演出批評編その4) | 不屈座のブログ

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パチンコ機種という括りで見た場合、エヴァ9は訴求力があり、充分に合格点はあると思う。

が!ここからが大事な話なのだが…

パチンコユーザー各自が、納得してお金を入れ続けられるか?というと

それは、また別の話のように思えた。

その理由は、エヴァ9の通常時演出は

もっと作り込めただろうに…

と、実際に打ってみると、多くの人が思い込むからだろうな、の思いからである。

単体の演出が、派手目になっているのを否定する気は毛頭ないが

打ち込んでみると同じ演出がすぐに見られるという

過去シリーズも、払拭できなかった弱点が、エヴァ9にも付きまとっていたのである。

一方、専門誌では、滅多に見れない、多彩なレア演出の紹介。

かたや、エヴァファンやパチンコユーザーは、自らの手でそれらの演出を見たいにも関わらず、実際に見られるのは

お馴染みのハズレ演出…

このギャップ、乖離(かいり)が、シリーズ後半の機種寿命に影響を与えているように思える。

それよりも、エヴァ9では、リーチ演出が一新されなかったのが、一番残念だった。

ヤシマ作戦は、シリーズ5からの

5度目の映像化

に始まり、第8使徒はシリーズ6からの

4度目の映像化

8の最強リーチだったシンジ葛藤リーチも、今回搭載されていたりと…

エヴァQの映像全体で、構成されたエヴァ9と、エヴァQの映像を一部だけ引用したエヴァ9とでは

機種の重みが、北極と南極くらい違うのである。

恐らくだが、私たちの誰もが、エヴァ9を劇場版Qの映像を使うと初めて聞いた時

一部と思わず、かなり多くの部分を占める

と、誰もが思い込んだのではないか?

そして思い込んだ部分とのギャップ…

これがエヴァ9に対する

軽い失望感

に始まり、打ち込む要素を抑えてしまうのである。

最後に、エヴァ9を

今までの集大成の機種として、プラス思考で捉えられるか?それとも

寄せ集め

と、マイナス思考で捉えるか?

実は、このパチンコユーザーのメンタル部分「も」かなり大事だと思う。

もちろん僕は前者で見ているが、冷静に考えると

後者の考えが、今回ばかりはかなり多い気がするのである…

そしてホール関係者は、エヴァ9をどのように捉えているかと言うと…

~明日夜に続く~