先週から導入が始まった9月の本命機種と言っても過言ではないCRAルパン三世~主役は銭形~
CR戦国無双の実戦の合間に、いろんなホールで、この機種の稼働状況を見ていましたが…
厳しいですね、正直甘デジ界の救世主機種になってほしい願望がありましたが
この機種にそれを求めるのは酷なようです。
何故か?
それはスペックが全ての答えです。
一言で言えば
勝ちにくい
機種と言わざるを得ません。
簡単に言えば、ゼニガタイム(ST10回転)は平等に訪れますが
出玉を増やすための方法論であるゴールデンゼニガタイム(ST10回転+時短90回転)の突入には
個人のヒキの強さ
が要求されるのですから…
自然にこの時点で、勝てる人、負ける人の選別が始まります。
しかも理論的には、初当たり3回のうち1回はゴールデンゼニガタイムに突入するのですが、初当たりでハマると
それだけで簡単に負けられるスペック
だったりします。
パチンコユーザーが甘デジに求めているのは
手軽な大当りの体験や、MAXやミドルでは味わえなかった演出見たさ、があると思いますが
それプラス出玉の付随もですよね?
当たりをたくさん見れても投資が嵩むと、多くのユーザーは面白くないと思うんですよ。
でも、CRAルパン三世~主役は銭形~は一部の人に恩恵が来るスペックでデビューしてしまった。
平和が、お得意とするこのST突破型タイプ
実は他社も採用しているのが一部の機種(甘CR蒼天の拳2など)だけだったりします。
パチンコの演出やシステムなど、良いトコは他社も真似をしますが、平和が
南国育ちや、ゴルゴ13や、アントニオ猪木で採用している
STチャレンジタイプ
は、突破率が低いのを理解しているためなのか他社に浸透していないのが現状のようです。
個人的には、このスペックが甘デジ界で一番多く販売されるため
いよいよ甘デジ界の政権交代か?
と、遠巻きに見てましたが、そのようにはならなかったみたいです。
僕自身もCRAルパン三世~主役は銭形~がデビューするまでは
甘デジの鉄板機種
になるんだろうな…と考えていただけに、この結果は、頭をガツンと殴られた思いです。
そういう意味で言えば、業界も甘デジとは何か?を見直す機会になるのかもしれませんね。
今回のCRAルパン三世~主役は銭形~、方法論は間違っていないけど方向性が違ったってところでしょうか?
もしも、確変機だったら天下を取ったのか?そう思うと平和ももう一度トライするのではないか?と考えましたよ、本気で!!