梶原一騎先生のパチンコ業界における業績は…(その8) | 不屈座のブログ

不屈座のブログ

ブログの説明を入力します。


ところで、パチンコのCR巨人の星に話を向けると高尾版も京楽版も

スマッシュヒット

と言えるものの、大ヒットには到底及ばない稼働ぶりだった。

特に高尾版では、2のあとに3も作られるはずだったが、結局立ち消えてしまった。

京楽も版権としてはビッグネームであり、ウチなら…の自負もあったと思うが、稼働結果が満足いかず、現在は版権を手放したと聞いている。

冷静に考えた場合、パチンコ化においては、コンテンツは一流でも大ヒットに繋がったのは、ごく一部の機種だけであり

安易に巨人の星だからといって、パチンコ化するのは危険だと個人的には思う(ファンとしては何度もパチンコ化してほしいけど)。

特に京楽版においては、大リーグ養成ギブス役モノのリアルさ、ちゃぶ台役モノの面白さ、バトルスペックと、高尾版と比べると多角的に巨人の星を研究しているのが分かるし、企業努力をしているのもよく分かる。

本来ならば、ヒットしてもおかしくない要素を満載しているはずなのに結果が

計算外

になったのは何故なのか?

スペックに目を向けてもMAXタイプなのに最低出玉が6Rもあり、2000発もあり、時短も50回転ありと

欲張りスペックと呼んでもおかしくないくらい、スペックにおいては、今考えても欠点が少ない機種だと思う。

あえて梶原ファンの一人として提言するならば…

スペックではなく、根性論を始めとする作品の世界観が、パチンコ中のユーザーの価値観とズレているに過ぎないと思う。

悪い言葉で言うと

時代錯誤な物語を見ながらストレスを抱えてパチンコをする

と言うべきだろうか?

次にパチンコ化を仕掛けようと思うメーカーは、この温度差を理解していない限り、チャレンジすべきではないのかもしれない。

~明日に続く~