最近の息子を見て思う
息子は本来の息子に戻っただけだと
前回のブログにも書いたけど
息子は穏やかな性格で
小さい頃から
喜怒哀楽の
『怒』
がなく
嫌な事は全力で泣いて訴えた
そんな息子が嫌で
もっと積極的に
もっと自分の意見が言えるように
いつもいつも願っていた
学校生活や
日常生活でも
そんな息子が置いてきぼりにされないよう
学校行事はもちろんのこと
地域の行事等も積極的に
参加するようにしていた
そう
私も置いてきぼりにされないように
だから
本当は消極的な私も
息子の為だと思い
必死だったのだ
息子もそれに乗っかり
楽しんでいた...
そう思っていた
世間からはみ出さないよう
親子で必死だった
私が備えたそんな道は
いつしか息子には
窮屈だったのかもしれない
中学生になる頃には
『怒』
のほとんどなかった息子に
『怒』
が頻繁に顔を出すようになった
ただの反抗期だと思っていた
息子も成長したんだと
でも息子の心の奥の苦しみは
反抗期だけで済む問題ではなかった
息子は今
端からみれば
これでいいのか?というような生活だ
好きな時に起き
好きな時間に寝る
食べたい時に食べ
好きなだけゲームをする
好きな友達と遊び
勉強なんて全くしない
真面目で
穏やかで
一生懸命で
そんな小学生だった息子は
どこにもいない
ムカつけば全力で
怒り
応戦する
息子にも
喜怒哀楽があったんだなぁ
しみじみ思う
息子は本来の息子に
ただ戻っているだけ
仮の息子を演じていた?
年月は結構長い
本来の息子に戻る時間も
まだまだ長くかかるのかもしれない
それでも
穏やかで
真面目な
そんな息子は
ずっと継続している
虹は綺麗だけど降りやまない雨は嫌だなぁ
どうか雨の被害が
大きくなりませんように
祈るばかりです
