光毒性と光感作について ① | メディカルアロマテラピー * Life

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4年も前に書いた記事なのに

今でもたくさんアクセスしていただくページ

 

「光毒性と光感作」について

 

 

アロマテラピーの勉強でぜったにはずせない「禁忌」

 

そこに「光毒性」と「光感作」という言葉が出てくるのですが

この違いをはっきり明記してある本は少ないように思います

 

 

↓はプラナロム社のベルガモット精油に書かれている
注意事項です

 

 
ちょっと見にくいですが (^^;
 
「フロクマリン類を含んでいるため光感作
<光毒性>にご注意ください。」
 
と、書かれています

 


 

これを読むと

 

光毒性 = 光感作

 

と、勘違いしてしまいそうですよね

 

 

 

まず、光毒性について

 

↑の注意事項にも書かれていますが

「フロクマリン類」という精油に含まれている成分が

関係しています

 

このフロクマリン類には、紫外線を吸収する働きがあります

 

日焼け止めにも「紫外線吸収剤」というものが含まれているので

なんか良いことのように感じますが これとはちょっと違います

 

日焼け止めに含まれている「紫外線吸収剤」は

吸収した紫外線を 化学的に熱などのエネルギーに変換して放出します

 

こうすることによって 紫外線が皮膚の細胞に浸透するのを

防ぐ働きがあります

 

だから 日焼け止めの効果がある!

 

 

 

しかし このフロクマリンは

紫外線を吸収し

その吸収した紫外線を皮膚内に放出してしまいます

 

このため 日光に当たると 日焼けしてしまい

シミになってしまいます

 

 

 

白い紙に黒い ● を書いて

そこに虫めがねで日光を集めて当てると

黒い ● のところから煙が立ちはじめますよね

 

子供のころやったことありませんか?

 

白い紙が 肌

黒い●が フロクマリンを塗布した部分

だとイメージしてみてください

 

フロクマリンが紫外線を一気に集めて

その部分が日焼けしてしまう!

 

というイメージです

 

普通に日光にあたるよりも

多くの紫外線を受けてしまうために

シミが残ってしまったり

皮膚の細胞を破損してしまったりします

 

このため フロクマリン類を含む精油を塗布した場合

4~5時間は直射日光に当たっていはいけないということです

 

 

では 光感作とは・・・?

次回に続きます (^^)