光毒性と光感作 | メディカルアロマテラピー * Life

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ご訪問いただきありがとうございます♪
「光毒性」と「光感作」の違いについて改めて書き直しましたので
よろしければそちらもご覧ください
 
 
 
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シミに効果のある精油 花セロリ の紹介をしたときに 花レモン には光毒性があると書きました

光毒性のある精油には、のような禁忌が書かれています
 
塗布した肌を4~5時間は直射日光(紫外線)に当てないようにする。
(フロクマリン類に光感作〈光毒性〉作用があるため。)
 
この光毒性光感作って一体なんでしょう

 
 
光毒性とは、フロクマリンという精油に含まれている成分が関係しています
 
このフロクマリンは、紫外線を吸収します
 
日焼け止めにも「紫外線吸収剤」というものが含まれているように
 
なんか良いことのように感じますが、これは違います
 
日焼け止めに含まれている「紫外線吸収剤」は、吸収した紫外線を熱などのエネルギーに変換して
 
紫外線が皮膚の細胞に浸透するのを防ぎます
 
しかしこのフロクマリンは、紫外線を吸収し、その吸収した紫外線を皮膚内に放出してしまいます
 
このため日焼けが起きてしまいます
 

 
子どもの頃、虫めがねで日光を集めて黒い紙を燃やした経験はありませんか
 
白い紙に黒い●を書いたたところに虫めがねで日光を当てると、黒い●のところから煙が立ちはじめますよね
 
白い紙が肌、黒い●がフロクマリンを塗布した部分です
 
フロクマリンが紫外線を一気に集めて、その部分が日焼けしてしまう~

というイメージです
 
普通に日光にあたるよりも多くの紫外線を受けてしまうために、シミが残ってしまったり、皮膚の細胞を破損してしまったりします
 
 
 
光毒性とよく似た名前、光感作という作用があります
 
この光感作とは、光に関するアレルギーのことで、
 
人によっては、光感作作用のある精油が皮膚につくことで、

光にあたった時にかゆみや発赤などのアレルギー症状を起こしてしまうことです
 
光毒性とは違って、アレルギーを起こす人と起こさない人がいます

もちろん、光毒性を光感作を同時に起こしてしまうこともあるので、要注意ですね