Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -9ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。



【電話.1】仕事で海外に行っている時の彼は、ほとんど連絡はしてこない。毎度の事だがもやもやが募り泣きそうになる。何度か電話をしてみるものの、一度も出る事はなかった。数時間経った真夜中、彼からの着信に気づく。「もしもし…?」電話口からざわざわとした雑音が入ってくる。




【電話.2】「悪い、まだ撮影中なんだ。」遠くの方で誰かが呼んでいるのが聞こえる。「また後で電話するから。」そう言ってあたしの言葉を聞く前に彼は電話を切った。(はあ…)あれからまた数時間、時計は午前2時を回っていた。不安な気持ちを堪えきれず、涙が頬を伝う。




【電話.3】窓から射し込む陽かりで目が覚めた。どうやら泣き崩れたまま寝てしまったらしい。体を起こしふと隣を見て驚いた。「…おはよ。」彼がいる。ぎゅっとあたしの手を握っていた。「な、何でいるの?」「お前があんなに電話してくるなんて珍しいよ。何かあったのかと思って。」




【電話.4】「いつも…待たせてばかりじゃ不安だよな?」そう言って前髪の奥の目を細めて申し訳なさそうに笑った。泣きじゃくるあたしを抱きしめ「俺の帰ってくる場所はここだから。」って耳元で囁くジョンウンおっぱ。




【旅行.1】旅行中の彼から何度も送られて来る写真。綺麗な風景や彼の笑っている顔。だけど同じ国にいるのに会えないもどかしさに胸が痛む。『今ここ。』リアルタイムで届いていたメールを見ながら、仕事帰りの駅までの時間を過ごす。携帯を見ながら歩いていると人とぶつかった。




【旅行.2】「すみませ『…お前いつもそんなフラフラ歩いてるのか?』頭の上に落ちて来る声を聞いて体が痺れた。聴き覚えのある声。驚いて顔をあげると、そこには彼が立っていた。「え?なっ?」『最後の目的地。逢いに来た。』そう言って優しく笑ってあたしをしっかりと抱きしめる。




【旅行.3】涙で前が見えない。だけどすれ違う人達の視線が痛いのだけは分かる。「ね、バレちゃう…」『…嫌?』「嫌じゃないけどっ、」『俺はそれなりの覚悟でここまで来たんだ。』そう言ってあたしを抱きしめる腕の力を強めるジョンウンおっぱ。




【夏の終わり.1】残暑の厳しい日。キャミとショートパンツで扇風機の前に張り付く。髪をお団子に結っても首筋に汗が流れる。『…何してんの?』部屋に入って来た彼が驚いている。「暑いーー」『エアコン入れろよ。』「…節電中なのっ」するとすっと後ろに寄って来てしゃがみ込んだ。




【夏の終わり.2】「なに?」じっと見つめて来る彼に詰め寄られてドキドキする。『そんな格好でいられたら目のやり場に困るんだけど。』「なっ、何言ってんのっ///」フッと笑って『その髪型は好きだけどな。』と言って立ち上がりエアコンを付けるジョンウンおっぱ。



…あみ Side…



彼の匂いに包まれていると安心した。

ずっとこのままいられたらどれだけ幸せなんだろう。



『テミナ、仕事はどうしたの?』



テミン『あ、20時過ぎの飛行機で帰らなきゃいけない…』



『やっぱり…無理しなくて良かったのに。』



テミン『僕が決めたんだよ、会いたくて仕方なかった^^』



そう言ってにっと笑う彼はいつもの彼だった。

あたしの手を取り、ゆっくりと歩き出す。









テミン『あ、これ。』



急に振り返ったと思ったら

あたしの手を取り何かをつけた。



『これ…』



テミン『持ってて。お守り。』



テミンが肌身離さずつけているロザリオだった。

テミンの手首に合うサイズなので、あたしがつけると少し大きい。



テミン『いつか指輪を渡せる日まで…これがお守り^^』



そう言って無邪気に笑う彼の髪の毛が夕陽に反射する。









キラキラ光る彼の髪。



あたしに差し出す細いけどしっかりとした腕。



あたしだけを見つめてくれるよく動く瞳。



甘く切ないほどの彼の匂い。



彼の全てが愛おしくて、愛すべき存在なのかもしれない。









不安がないって言ったら嘘になるけど

その不安さえも希望に変えられるかもって思わせてくれる。



そんなあなたが大好きなの。



「大丈夫」って言ってくれるよね?



ずっとずっと一緒にいたいから。



ずっとずっと一緒に同じ風景を見ていたいから。






…end…

…あみ Side…



母が気を使ってくれて、今日は帰るようにと言ってくれた。



ずっとここに居るわけにも行かず

彼と一緒に病院を出た。



目的もなく無言で歩いた。









テミン『あみ、』



彼の声に足を止める。



テミン『説明させて?』



後ろから着いてきていた彼が、あたしの前に回りこんだ。

そして驚いた顔をして、次は笑ってあたしの顔を両手で包み込んだ。



テミン『ごめんね、全部僕のせいだから…』



日本とは言えど、駅まで続いているこの道は、

夕方のこの時間には人通りもいっぱいだった。



テミン『連絡出来なくてごめん。風邪引いて寝込んでて…

    それに、僕嫉妬してたんだ。』



『え?』









思いもよらなかった言葉にただ驚いた。



テミン『恥ずかしいんだけど…弟君との事誤解してた。』



『陸?え、どういうこと?』



テミン『あみが弟君と事務所に来てた日、僕も事務所に居たんだ。

     仲良く話してるの見て…それと打ち上げの日も…』



『あの日、原田さんが説明しようと…』



テミン『でも結局僕が弟君だって知ったのは昨日だった。

     だからずっと嫉妬して…連絡もしなかった…』



やっとわだかまりが解けた。

嫌われていたわけじゃなかったんだ…









テミン『寝込んでいたのは確かなんだけどね、』



ばつが悪そうに眉を下げて笑った。

そしてあたしの両手をぎゅっと握った。



テミン『どうやって、どうやって謝っていいか分からなかったんだ。

    だから…ここに来ようと思った。』



そしてあたしをめいっぱいの力で抱きしめた。



テミン『あみ、ごめんね。全部僕が悪いから。』








この彼の素直さが羨ましい。



あたしは怖いって理由だけで逃げていたんだもん。



テミナありがとう。



来てくれただけでも十分幸せなんだよ?