Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -76ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

ピピピピピピピ…枕元でアラームが鳴る。



(ん…あんまり眠れなかった…)



眠たくてなかなか体に力が入らないけど

出かける予定があるのでもそもそと動き出す。



今日はヒョリンにバイト先を案内する事になっている。








待ち合わせ場所に着いたがヒョリンはまだ来てなかった。



それどころか『ごめん寝坊しちゃった!1時間遅れるTT』

と連絡があった。



時間潰しのためにブラブラ駅ビルの中を歩く。



特に欲しい物はないけど

たまにはこうやってウィンドウショッピングも悪くない。



(何か久しぶりだな。この感じ^^)



エスカレーターで下の階に下りようとした瞬間

メンズのショップの前でふと目に入った物があった。



(手袋だ…そういえばジョンウンさん手袋してなかった…)



ハッと思いついてそのお店を後にした。








ヒョリン「ごめんっ!お待たせ!」



「大丈夫だよお^^」



1時間後ヒョリンが約束の場所に到着したので

世間話をしながらバイト先のカフェに向かうことにした。



ヒョリン「遅くなってごめんねっ!何か買ったの?」



「毛糸^^編み物でもしようかと思って///」



ヒョリン「わあ!すあ器用だから凄いの作りそう^^」



ヒョリンと話しているとあっという間に時間は経っちゃうし

とっても元気を貰えるので幸せな気分になる。



そうしている間にカフェに着いた。









ドアを開けようとするとヒョリンが急に黙った。



後ろを振り返ると口をあんぐり開けて

看板を何度も確認してるヒョリンが居る。



「ど、どうしたの?」



ヒョリン「すあ…ここでバイトしてるの!?」



「う、うん…」



ヒョリン「ヘングレじゃん!!!」



「あ、お店の名前?そうなんだよー可愛いよ…



ヒョリン「イェソンのカフェじゃん!!!」



珍しくあたしの言葉を遮ってヒョリンが興奮した状態で

目をキラキラさせてあたしを見ている。



い、イェソン…??

結局集中できないまま閉店の時間になり

後片付けをしてシャッターを下ろす。



(ふう…今日も終わった…)



最後に看板を店内に入れようと持ち上げたら

すっと横から彼が看板を持ってくれた。



「あっすみません!」



ジョンウン「大丈夫。」



そう言って看板を直してくれた後、戸締りまでしてくれた。



すると控え室に居たオンマに呼ばれた。









オンマ「すあ、連絡先をジョンウンにも教えてあげてくれないかしら?」



「え…?」



オンマ「いきなりごめんなさいね^^;これから結構なペースで入って貰うし

     何かあった時のためにも知ってるほうが安心かと思って…」



「はい^^…教えていただいても大丈夫ですか?」



ドキドキしながら彼の方を向くと

すっと椅子から立ち上がり携帯を出してきた。



ジョンウン「Bumpでもいい?」



「え……」



ジョンウン「…スマホじゃないの?」



「あ…あの…はいTT…機械音痴なんで…」



ジョンウン「じゃ貸して。」



そういうとさっとあたしの携帯を取って

自分の連絡先を登録してくれた。



(…何か申し訳ないな…)



複雑な気持ちになりながらも無事に登録出来た事に安心して

帰りの身支度を始めた。

     

あれから毎日のようにバイトに入り

あっという間に一週間が経った。



メニューも完璧に覚えたし

レジ打ちだって間違えずに出来るようになった。



ドリンクやフードの作り方も勉強中。



カフェでバイトを始めてから毎日がとっても楽しくて

親友のヒョリンにも「頑張ってるじゃん!」と言って貰えるほどに^^









今日は1日ぶりのバイト。



雪が凄いからかお客さんもまばらで

まったりと仕事をこなすことが出来た。



するとお店の電話が鳴った。



ジョンジン「もしもし…ああヒョン。うん、うん、気をつけてね。」



電話を切ったジョンジン君が「ヒョンが今から来るみたい^^」と。



なぜか少し緊張していると

30分もしないうちにジョンウンさんが店に入ってきた。









黒いモッズコートに身を包んで現れた彼は

今日は疲れた顔をしていて少し青ざめてる。



(…大丈夫なのかな…体調悪そう…)



ジョンジン「ヒョン!元気だった?^^」



ジョンウン「いや空港からそのまま来たから…」



ジョンジン「何か飲む?」



ジョンウン「ああ…」



そう言うと背負っていたリュックを下ろしコートを脱ぎだした。









(やっぱりかっこいい…)



コートを脱ぐ仕草から目が離せずじっと見ていると

ふと彼の下ろしたリュックが目に入った。



「…あ!」



ジョンウン「何?」



「そのリュック…」



ジョンウン「え…?」



「MCMのリュックだあ!初めて本物見る!わあ…」



そう…

あたしが欲しくて欲しくて仕方のないMCMのリュックだったのだ。



彼が驚いた顔をしている。



「あ…すみませんっあたしもいつか欲しくてっ…さすがに学生には高いから…」



ジョンジン「僕も欲しいんです!使いやすそうですよね^^」



「そ、そうですよね!憧れちゃう…」



大きな声を出してしまったのが急に恥ずかしくなって

そそくさと仕事に戻ろうとした。









…ジョンウンSide…



久しぶりにカフェに来たら彼女も居た。

だいぶ仕事も覚えたみたいだ。



コートを脱ごうとリュックを下ろすとやたらと食いついてきた。

どうやら欲しいと思っているリュックらしい。



なぜかジョンジンと意気投合している。



…何か気にくわない。









イライラしていることは悟られまいと

仕事に戻ろうとする彼女に話しかけた。



「…ねえ。」



すあ「…はい?」



「…こういうの好きなの?」



すあ「あ、はいっ…前から憧れてて///」



そう言ってにこっと笑って仕事に戻って行った。









…なんでこんなに気になるんだろう。



(ここ数年ファン以外の女の子と話す事なんてないからだな…)



そう自分に言い聞かせるものの

腑に落ちなくて何だかイライラする。



さっき俺に見せた笑顔が頭から離れない。



(切り替えろ、俺。疲れてんだろ…)



ジョンジンが淹れてくれたコーヒーを飲みながら

頭の中を整理していく。