Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -75ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…ジョンウンSide…



ワールドツアーが始まり毎日練習や打ち合わせに忙しく

気がついたら2週間も経っていた。



今日も事務所で打ち合わせをして今から帰るところだ。



(疲れがとれない。)



眠くて今にも閉じてしまいそうな目をこすりながら

溜まっているメールをチェックする。



『ジョンジン:ヒョン体調は大丈夫?風邪引かないようにね^^』



自分の体調を気遣ってくれる弟からのメールを読み終えた後

ふとあの子の顔が頭に浮かんだ。



思い切ってジョンジンに電話をする。









今日ジョンジンは用事があって先に店を空けたらしい。



時間があるなら後片付けだけでも手伝ってあげてと言われ

まだ事務所に留まっていたが急いで事務所を出ようとした。



「ヒョン!今帰り?」

後ろからメンバーのリョウクが話しかけて来る。



「ああ、カフェに寄って帰る。」

返事も適当になってしまったが今はそれどころじゃない。



(会えるかもしれない…)



リョウクの方に向き直ることもせず

さっさと車に乗り込み、カフェへ車を走らせた。









?「どうしたの?」



リョウク「あっソンミンヒョン!」



ソンミン「イェソンヒョンがどうかした?」



リョウク「何だか急いで帰っちゃった。カフェに寄るみたい。」



ソンミン「あの急ぎ方…本当にカフェに行くのかな?^^ふふ」



リョウク「…疑わしいねkkk」









リョウクとソンミンにそんな噂をされてるとも知らず

度々引っかかる信号にイライラしていた。



(…間に合わないか…)



なかなか変わらない信号に苛立ちを隠せない。



焦りに似たような気持ちを抱きながら店先に車を止めたら

ちょうど彼女が戸締りをしているところだった。



寒そうに手をこすりながら看板をしまおうとしている。



(会えた…)



少し緊張しているものの車から降りていくと

すあも驚いたような顔で自分を見ている。



彼女の顔を見て確信した。



(会えたと言うより「会いたかった」だな…)







あの日から2週間が経った。



語学学校のテストも無事にクリアして

学校とバイトに明け暮れる日々が続いていた。



それでもどちらも充実していて毎日が楽しかった^^



あれからヒョリンは何度もSuperjuniorについて

色々教えてくれるんだけど全く頭に入って来ない。



入ってこないのか入れないようにしているのか

何となく後者のほうが合ってるような気がするけど…



ただでさえ男の人は苦手だし

これ以上意識しちゃうのは困るんだもん。









今日もバイト。今日はお客さんが多い。



日本からのお客さんも多く

日本語で話す機会も増え何だか懐かしい^^



ヒョリンいわく彼目当てでカフェに訪れる日本人がとにかく多いらしい。



(あたし何にも知らなかったんだなあ^^;)



閉店時間になり、戸締りをするために外に出ると

黒い車が一台お店の前に止まった。



車から降りてきたのは彼だった。







久しぶり会った彼は相変わらず忙しそうで

少し疲れたような顔をしていた。



ジョンウン「あ、間に合わなかった。」



「あっ、店長なら今日は用事があるとかで先に帰ったんですけど…」



ジョンウン「ん、知ってる。居るかなって思って。」



「え…?」



ジョンウン「ちょっと時間ある?」



「はっはい!」



彼の言葉に動揺を隠せないまま返事をして

お店の中に入っていく彼の後を追いかけた。








(ジョンジン君がいるかな…って事だよね?///)



期待しちゃだめだって自分に言い聞かせるものの

久しぶりに会えた嬉しさと緊張が入り混じってドキドキしている。



(心臓の音…うるさいよ…)

『イェソンのカフェ』



ヒョリンの言った言葉の意味がよく分からず

どういうことなのかと気になりつつとりあえず店内へ。



ジョンジン「いらっしゃいませー!あ、ヌナ!^^」



「こんにちわ^^ランチしに来ちゃった」








注文したものを受け取り席に着くと

待ってました!と言わんばかりにヒョリンが話し出した。



ヒョリン「ねね、マフラー貸してくれたのはあの人?」



そう言ってレジでお客さんの相手をしている

ジョンジン君を指さした。



「ううん、あれは店長のジョンジン君。ジョンウンさんは…」



ヒョリン「やっぱりジョンウンなの!?」



「え…?ヒョリン知ってるの?」



ヒョリン「知ってるも何も…イェソンじゃない!」



ヒョリンの言ってる事の意味が分からなくて

ただ頭の中でヒョリンの声がグルグル回っている。







ヒョリン「そうか…この子はアイドルには興味がないのよね…」



そういうとヒョリンは自分の鞄の中から

1冊の雑誌を取り出した。



ヒョリン「これ見て?」



ヒョリンが開いてくれたページを見ると

男性10人がモデルの様にポーズを決めて写っている。



「あ、あたしこういう雑誌は苦手なんだけど…///」



アイドルとかに興味のないあたしは

こういう雑誌は見るだけで目がチカチカする。



ヒョリン「いいからここ見て!ほら見覚えある顔でしょ?」



ぐっと力のこもった声でヒョリンが指をさした先を見ると

確かに見覚えのある顔があった。



(……え?……)



「これって……ジョンウンさん?」



ヒョリン「その通り!彼はねSuperJuniorっていうグループのメンバーなんだよ^^

     それでここは彼のご家族が経営しているカフェってこと!」









驚きのあまり状況が飲み込めない。



あたしは歌手のご家族が経営してるカフェでバイトをしていて

今までそれを知らなかったって事…??



「ねえ…イェソンって言うのは?」



ヒョリン「彼の芸名だよ^^芸術的な声を持つって意味☆」



ここまで聞いて頭の中がパニックを起こしてる。

どこから整理していいのか分からない。



ヒョリン「あたしはドンへが好きなんだよーふふ^^って聞いてる?」



ヒョリンが隣で色々説明をしてくれてるけど

なぜかその声が遠くのほうに聞こえて頭に入って来ない。



(だからオンマやジョンジン君に何度も「知らないの?」って聞かれたのか…)








ヒョリン「すあ?けんちゃな?」



「ヒョリン…どうしようTTあたし大変な事しちゃった?TT」



ヒョリン「何言ってんの!何の問題もないよー!」



そう言ってよしよしと頭を撫でてくれるヒョリン。



(そうだよね…だって知らなかったんだもん…)