Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -74ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

突然の至近距離にドキドキして顔が熱い。



このままじゃ自分がおかしくなりそうで

「すみませんっ…」と離れようとした時、



「いたっ…」



ジョンウン「あ…髪引っかかった。今取るから。」



彼のシャツの胸元のボタンに

あたしの髪の毛が引っかかってしまったみたいだ。



(何でこんな時に…漫画じゃないんだから…)



ジョンウン「…何か漫画みたいだな。kk」



「ぷっ///」



彼の発言に思わず笑ってしまった。

自分と全く同じ事を考えていたんだと思うと嬉しくて…



ジョンウン「ん。取れた。」



やっと彼の腕の中から出られた時には

不思議と恥ずかしさはなくなっていた。









椅子を片付けていると彼が小さな声で話し出した。



ジョンウン「…来週暇な日とかある?」



まさかのお誘いに何て答えていいのか分からず

思わず彼の事を見つめてしまった。



ジョンウン「あ、記念パーティーの時に両親とジョンジンに

       何かプレゼントしたいんだ。

       ただ何をあげればいいのか分からなくて。

       時間あるなら買い物付き合ってくれない?」



「あたしなんかでいいんですか…?」



ジョンウン「うん、だから聞いたんけど…」



急いで手帳を開き予定を確認すると水曜日だけ空いている。



「水曜日は学校もバイトも休みなんで空いてます…」



携帯でスケジュールを確認していた彼も

ジョンウン「あ、俺も休みだ。じゃ水曜でいい?」









その後片づけを終わらせて戸締りをして

ジョンウンさんが家まで送ってくれた。



「前日に連絡する^^おやすみ」

と言った窓から顔を覗かせた彼の笑顔が目に焼きついてる。



(…足元がふわふわする…)

彼の歌声があまりにも心地よくて

ドアの前から離れられない。



そこで自分がトレーを持っていることに気づき

勇気を出してドアを叩く。









コンコン。



ジョンウン「はい。」



部屋に入ると歌っていた事なんて気にも止めず

トレーに乗ったカフェオレとサンドイッチを見て嬉しそう。



ジョンウン「自分の好きなものじゃんkk」



そういわれると確かに…

自分がいつも食べるものを用意していた。



ジョンウン「そこ置いといて。」



言われた通りにトレーをテーブルの上に置くと

彼はまた書類に目を落としながら椅子に座った。



無言で食べ始めた彼は書類から一切目を離さず

もくもくと食べながら難しい顔をしている。



(…ダメだし食らわないといいけど…)



邪魔をしては悪いと思いホールに戻ろうとすると

彼がボソッとつぶやいた。



ジョンウン「アイスでも良かったのに。」



「だ、だって寒いし喉にも良くないし…」



ジョンウン「え?」



「あ、いえ寒いしお疲れだろうから…温かい物のほうが良いかと思って…」



なかなか目を合わせられずに話すあたしを見て

彼はふっと笑って話し出した。









ジョンウン「今月末さ店の1周年記念のパーティーがあるって聞いた?」



「はいっ店長から聞きました^^今日もその用事で早く帰られて…」



ジョンウン「忙しくなるだろうけどサポートしてやって。俺はなかなか来れないだろうし」



(そうだよね…ジョンウンさんにはお仕事があるし…)



彼の口からこういう事を聞くと

やっぱりショックというか何と言うか…



ジョンウン「悪いんだけどそこにある書類取ってくれない?」



彼が指をさしたのは棚の一番上に置いてある

大きなファイルに入っている書類だった。



「あっ、はい^^」









自分の身長では届かないので、椅子を持ってきてよじ登る。



手に取ったファイルが間違っていないか確認して

椅子から降りようとした瞬間、グラっと視界が変わるのが分かった。



(あっ!)



その瞬間すぐそばで声がした。



ジョンウン「あぶね…自分で取るべきだったな。大丈夫か?」



耳元でジョンウンさんの声がして

抱きしめられるような形で体が支えられてる。



落ちかけたところを受け止めてもらったみたい。



彼の匂いがして耳のすぐ横で心臓が鳴っているかのように

自分がドキドキしているのが分かる。



「すっすみませんTT」



ジョンウン「いや俺が悪かった。」








ドキドキする。



自分でも顔が赤いことは分かってる。



心臓がうるさい…


彼の後を追って店内に戻ると

すでにコートを脱ぎ始めていた。



(…結構肩幅広いんだな///)



目を離す事が出来ず見ているとくるりと彼が振り向いた。



ジョンウン「あのさ何か食べるものある?」









仕事帰りなのかお疲れの様子の彼は

椅子に座って何か書類を読み出した。



その間に軽い食事を用意することに。



(寒いし飲み物はホットだな…サンドイッチでいいのかな?)



店内には2人しか居ない上に会話もないので

コーヒーをたてる音しか聞こえない。



ジョンウン「出来たら呼んで。」



そう言うと彼は控え室の方に入って行った。



(はあ…会話がないのがダメだったのかな…)



せっかく会えたのに何も話せず席も立たれてしまい

不安と焦りで胃が締め付けられるような感覚になる。



食事の準備が出来上がり、

控え室に行こうとしたらドアの向こうから声が聞こえた。









歌ってる。









トレーを持つ手に力が入る。



あんなに幸せそうに歌っている人を見るのは初めてで

歌なんてほとんど聴かないあたしでも素敵だと感じる。



何の歌かは分からないけど…すっと溶け込んだ。



歌を聴いて感動するなんて初めての事かもしれない。



彼の歌っている横顔を見ていると目が離せず

その場に立ち尽くしていた。