Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -70ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

家に帰ってからもまだドキドキしていたけど

時間が経つにつれ落ち着いてきた。



まだ抱きしめられた感覚が残っている。



どうしようもない気持ちでいっぱいになり

親友のヒョリンに電話を掛ける。









プルルルル…



ヒョリン「もしもしー?」



ヒョリンの声を聞いた瞬間なぜか涙が溢れてきて

自分から電話を掛けたのになかなか話す事が出来ない。



ヒョリン「すあ?泣いてるの!?何かあった!?」



「ううんだいじょーぶ。ただ驚いちゃって…」



ヒョリン「今から行くから!ちょっと待ってて!」



そう言って電話を切った後

やっぱり涙が止まらなくて泣いていた。









1時間後ヒョリンが家まで来てくれた。

あたしの大好物のトッポギやキムチにお酒まで買い込んで。



ヒョリン「…落ち着いた?」



ヒョリンは何も聞かずに、ミルクたっぷりの紅茶を入れてくれて

目が腫れないようにって温かいタオルまで用意してくれた。



熱いミルクティーを一口飲むと体に染み渡る感じがする。



ヒョリン「…イェソンと何かあったの?」



ヒョリンの問いかけに何も言えずにいると

ゆっくり背中をさすってくれてまたウルウルする。



ヒョリン「話したくなったらでいいよ^^」



そう言ってヒョリンはキッチンに行き夕食の準備を始めたので

聞こえるか聞こえないかほどの声でヒョリンに話しかけた。








「だ、抱きしめられたの。」



そういうとやっぱり涙が溢れてきて止まらなくて

ヒョリンの顔を見れない。



するとヒョリンがまた背中をさすってくれた。



ヒョリン「…抱きしめられて嫌だった?」



首を横に振る。

嫌だとは一度も思わなかった。



ただ心臓の音がすぐ耳のそばで聞こえて

どうしていいのかわからなかっただけだ。



ヒョリン「彼の事が嫌いになった?」



「そんなことない!でもお店で会うのに…どんな顔して会ったら良いのか…」



ふふっとヒョリンは笑って夕食の準備を再開し始めた。



ヒョリン「きっと彼も同じ気持ちだよ^^自分の気持ちに嘘を付かなければいいんじゃない?」









ヒョリンに話すと少しスッキリした。

用意してくれた夕食も美味しくて沢山食べてしまった。



ヒョリンに話してよかった。



明日はまたカフェでバイトだもん。



頑張ろう。

…ジョンウンSide…



抑え切れなかった。



自分がそこまで理性を失うというか

こんな事をしてしまうなんて信じられない。



(…何やってんだ。)



自分を見て笑ってくれるのが嬉しくて

思わず抱きしめてしまった事を後悔した。



次どんな顔をして会えば良いのか分からない。



彼女の匂いが残る車を運転して宿舎へ戻ると

玄関が開く音を聞きつけてメンバー達がやってきた。








「ヒョンっ!お帰りっ!」

ヒョクチェとドンへがニヤニヤしながらこっちへ来る。



後ろの方でほかのメンバーをソワソワしているのを見て

何も言わずに部屋に戻ろうとした。



すると通りすがりにドンへが

「ヒョン、女性ものの香水の匂いがするねkk」と言ったのをきっかけに



後ろで待ち構えていたメンバー達に引っ張られ

リビングのソファに座らされた。



ヒョクチェ「ねえねえ!どんな子なの?写真ないの?」



リョウク「カフェで働いてる子なんだよね?お洒落なの?」



若干イライラしていたが

答えなければ解放されないこと位分かっている。



「…カフェのバイトの子だよ。」



それを言った瞬間にリビングが歓声でいっぱいになり

メンバー同士がゴチャゴチャと話をしだした。



さすがにこれ以上は気まずいので

タイミングを見計らってリビングを抜け出した。








(……はあ。)



自己嫌悪に陥りつつも

あの瞬間のことが頭から離れない。



思っていたより細い肩で抱きしめるとつぶれてしまいそうだった。



抱きしめてしまった。



彼女の柔らかい髪の毛が自分の頬を撫でた瞬間

自分の中で何か抑えられない物に襲われそうになった。



(…盛ってんじゃねえよ。)



コートを脱ぎ、荷物をベッドに放り投げると

彼女から返してもらったマフラーの紙袋が目に入った。



ベッドに座り、手袋を出す。



胸が締め付けられるような感覚だ。




予定していた買い物も一通り終わり車に乗り込む。



運転席に座った彼の横顔はやっぱり綺麗で

夕陽があたる髪の毛がキラキラしていた。



ジョンウン「家まで送る。」



「あ、カフェで下ろしてもらえたら大丈夫です^^」



ジョンウン「今日は送らせて^^1日付き合ってもらったし。」



そうして彼の言葉に甘えさせてもらい

家まで送ってもらうことにした。









尽きることのない会話が楽しくて

あっという間に家についてしまった。



シートベルトを外し車から降りると、彼も一緒に降りてきてくれた。



「今日はありがとうございました^^」



ジョンウン「いや…俺の方こそ助かった^^」



「じゃあおやすみなさい^^」



そう言って彼から目を離した瞬間視界が変わった。



目の前が真っ暗になり何事かと思ったら

何と彼に抱きしめられている。









(え?え?な…何?)



状況がつかめないまま立ち尽くしていると

ふわっと彼が離れ、少し眉間にしわを寄せて



「おやすみ」とだけ言って車に乗り込んでいった。



「おやすみなさい…」と返すのが精一杯で

彼の車が立ち去った後もその場から動けなかった。



(ど、どうしたんだろ…///)



彼の匂いが、彼の息遣いが、耳元から離れない。



部屋に戻りソファに座ってコートを脱ぐと

まだ抱きしめられた感触が残ってる。



(夢…じゃなければいいな…)