Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -69ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

色んな思いがめぐって複雑な気持ちになるが

自分の気持ちを再確認できたのは良い事だったのかも知れない。



プレゼントを控え室に置きに行くと

また外がざわざわと騒がしくなった。



大きな黒いバンがお店の前に止まり

スーツ姿の男性達が降りてきた。



SuperJuniorのメンバーがお祝いに駆けつけたのだ。








ジョンジン君がドアを開けると挨拶をしながら

順番にメンバーがお店に入ってくるのが見えた。



サラサラの髪の毛に片方の頬に出来るえくぼが印象的な

リーダーのイトゥク(ジョンス)。



少しふくよかだが誰よりもお洒落なシンドン。



礼儀正しくて女の子のような顔立ちのソンミン。



とても紳士的で絵に描いたようなルックスのシウォン。



栗色の髪の毛がとっても綺麗で目を惹くリョウク。



ツンとした顔が印象的だが時折見せる笑顔が可愛いキュヒョン。



ジョンウン「忙しいのに悪いな。」



イトゥク「何言ってるんだよ^^開店一周年おめでとう^^」



ソンミン「ドンへとヒョクは少し遅れるみたい。」








初めてSuperJuniorを目の前にして驚いた。



やっぱり一般人とは違うオーラがあって

彼らを見て住む世界が違うってこういうことなんだと思った。



ジョンジン「ヌナ!ヒョン達に紹介します^^」



緊張で顔が熱くなるのが分かって逃げ出したい気分だったけれど

ジョンジン君がしっかりエスコートしてくれたおかげで焦らずに済んだ。



ジョンジン「ヒョン!今日はありがとうございます^^」



リョウク「ジョンジン!元気だった?^^」



ジョンジン「はい^^こちらはスタッフのすあヌナです。」



ジョンジン君がそう言った瞬間

メンバーが一斉に自分を見たのが分かった。









(!?な、何??)



どうしていいのか分からずとりあえず

メンバーに向かって挨拶をした。



「すあです。よろしくお願いします^^」



するとソンミンとリョウクが近寄ってきて

「かっわいいーーー!仲良くしてね♪」と握手をしてくれた。



するとまた後ろから男の人に呼ばれた。








「…すあ?」







あの日から2週間が経ち

あっという間に記念パーティーの日になった。



あれから彼とは一度も会っていなくて

カフェにかかってきた電話に出て事務的な話をしたくらいだ。



それから毎日バタバタと忙しくはしていたものの

今日この日のために頑張って準備してきたものが形になる。



開店準備もほぼ整い、後はオープンを待つだけだ。


あたしはドリンクのサービスをするので制服だが

ジョンジン君やオンマ達は少しおめかししていた^^








いよいよ開店時間になる。



緊張はしていたものの沢山のお客さんで店内は溢れ返り

それと同時に沢山のお花やプレゼントも届いた。



関係者の方からのものだったり

彼のペンカフェさんからのものもあった。



すると外が騒がしくなり一台の車が止まった。

彼が到着したのだ。



大きな花束を抱えて降りてきた彼は

今日は黒いスーツに身を包みいつもと違う印象だった。



オンマに花束を渡す彼の姿に、お客さんのペンの子達は見とれていた。



(住む世界が違う。)



ふと頭によぎった言葉が胸を打ち泣きそうになる。



すると彼が話しかけてきた。



ジョンウン「荷物運ぶの手伝ってくれる?」








彼について控え室に行くと

この間買ったオンマ達へのプレゼントがある。



プレゼントを抱えホールに戻り

彼が1つずつ感謝の言葉を添えてオンマ達に渡して行った。



アボジやオンマはとても嬉しそうで

ジョンジン君は涙を流して彼にお礼を言っていた。



(家族思いなんだなあ^^)



1人その光景にほっこりしていると

くるりと彼が振り向きこっちにやってきた。



ジョンウン「すあ。」



「…はい?」



ジョンウン「いつもありがとう^^」



そう行って彼から手渡された紙袋は

どこかで見たことのあるものだった。








「え…これって…」



紙袋には大きくMCMのロゴが入っている。



ジョンウン「必ず使ってもらえる物のほうがいいと思って。」



そう言って彼はあたしの手から紙袋をとり

開けて中身を出して見せてくれた。



そう…欲しかったリュック。

しかも色はベージュ。



ジョンウン「手袋のお礼も兼ねて^^」



手袋なんて高価な物でもないし、ましてや手作り物で

こんなお返しを貰っていいのかと思うと涙が出てきた。



素直に嬉しくて…



「あ、ありがとうございます!大切にします!TT」



すると彼がふっと笑った。



(ああ…あたしやっぱり好きなんだ。)







あの時抱きしめられたのは嘘じゃないよね?



ううん、嘘でも幻でもいいや。



そんな事は関係ないくらい彼の事が好きなんだもん。



ねえ、あなたはどう思ってくれてるのかな。



好きでいてもいいのかな。


窓から射し込む太陽の光で目が覚めた。



時計を見ると9時半を少し過ぎたところで

午後からのバイトには十分間に合う。



ふと机の上を見るとヒョリンからのメモが置いてあった。



『何かあったらすぐ電話してね^^ ヒョリン』



お酒に酔って先に寝てしまったようで

ヒョリンはあたしが寝たのを見届けてから帰ったようだ。



(…起きたってメールしとこ…)



枕元に置きっぱなしになっている携帯を開くと

2件の新着メールがあった。



1件はヒョリンから。

もう1件は彼からだった。



『ジョンウン:手袋ありがとう。大切にする。』









大切にする。



短い言葉で簡潔に書かれた文章なのに

それを読むだけで幸せだと感じる。



その時ふと昨日のヒョリンの言葉を思い出した。



『彼の事嫌いになった?』



嫌いになんてなるはずがない。

抱きしめられたのも嫌じゃなかった。



頭の中を整理しなくたって分かる。



あたし彼の事が好きなんだ。



いつ好きになったのかは分からない。



でも今自分の気持ちを確信した。








だけど不安も多い。



彼は自分とは住む世界が違いすぎる。



こんな気持ちを抱いてしまうのがいけないのかと考えるけど

昨日彼に抱きしめられた事が頭から離れない。



(好きになっちゃって良かったのかな…)



どれだけ考えても不安は拭い取れず

色々考えているとあっという間にバイトの時間になった。