タクシーに乗り込み病院へ急ぐが
何をどうしても落ち着かない。
携帯が気になるけど見てしまうと
もっとソワソワしてしまいそうで開けない。
病院に着き受付で事情を話すと少し待たされた。
すると後ろからイトゥクがやってきた。
イトゥク「すあちゃんごめんね。あそこの部屋に居るから。」
そう言ってイトゥクさんが指差した方を見ると
受付より奥の病室に人が集まっていた。
緊張しながら部屋の中を覗く。
後姿で彼が認識できた。
椅子に座って誰かと話している。
顔を見たいけど怖くて見れない。
久しぶりに会うのにこんな場所で会うなんて…
バッグを持つ手に力が入る。
すると彼が向かいに座っている人に何か言われ
くるりと後ろに振り向いた。
ジョンウン「すあ?」
驚いた顔ではあるものの見た目では怪我も分からず
スタスタと自分のところへ歩いてきた。
ジョンウン「…何でここにいるの?」
いつもと変わらない優しい笑顔で話し掛けてくる彼を見て
我慢していた涙が溢れ出した。
ジョンウン「な、何?」
「けっ…怪我したって聞いたから…」
何とかこらえようとするものの安心したのもあって
なかなか涙が止まらなくてしゃくりあげるほど泣いてしまった。
ジョンウン「…誰が連絡したの?」
ジョンス「僕だよ^^すあちゃんごめんね?
きっとニュースで知るより先に知ってる方がいいと思って…」
ジョンウン「ヒョン…ちゃんと説明しなかったのか?」
ジョンス「僕も焦ってたから…病院に来てって事しか^^;」
「あっ、あたしもそれ以上詳しく聞かなかったから…涙」
ジョンウン「もう大丈夫だから^^」
「でも怪我したんでしょ?」
ジョンウン「ん。肩ぶつけただけだから^^」
彼をよく見ると肩に湿布を貼って包帯を巻いてるみたいだ。
少し見える肌は赤くなってるし痛々しい。