…あみ Side…
ホッとしたのもつかの間で、
気がつくと彼がじーっと見つめてきた。
『…なに?』
穴が開きそうなほど見てくるので
何かあったのかと思い、思わず声をかけたのが最後だった。
次の瞬間、視界が変わり天井を見ていた。
『なっ…』
テミン『黙ってて…』
耳、首筋、鎖骨へと順番にキスを落としていく。
意思に反して息が漏れる。
テミン『あみ、僕も初めてだよ?』
『え?』
テミン『こんなに人を好きになったの、初めて^^』
ニッと悪戯っぽく笑うとしっかりとあたしを抱きしめ
またキスを落としていく。
朦朧とする意識の中でハッキリと気付いた事があった。
恥ずかしかったんじゃなくて怖かったのかもしれない。
こんなにもテミンは自分を思ってくれてるのに
自分に自信がなくて、本当に自分なんかでいいのかって、
ずっと心のどこかで思ってたから。
自分の気持ちが一方通行なんじゃないかって
いつかテミンが離れて行ってしまうんじゃないかって
その不安が拭い取れたことは無かったから。
だけどもう大丈夫。
ずっとテミンだけを見ていられる自信がある。
この鼓動が、この体温が、
その声があたしの名前を呼んでくれるから。